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「やめてはいけない」という思い込み

親は大切にしなければいけない。

友だちとはなかよくしなければいけない。

空気を読まないやつは使えないやつ。

それはなぜ? と聞くと

「仕事なんだから」、「迷惑をかけるから」、「それが常識だから」

でもそれって、ただの思い込みですよ!


ほとんどの悩みは「人間関係」 か「お金」


人の悩みのほとんど(というかすべて)は、人間関係か、お金に関することだといわれています。

お金はともかく、人間関係はなんとでもなる場合が多いものです。

にもかかわらず、「うまくできない自分が悪い」、「つらくてもガマンしなければいけない」、「嫁いだ家では良い嫁でいなければ」と、自分(の心)を犠牲にして、まわりの人や社会の常識を優先させてしまう…

そんなツラい生き方で自分を苦しめるのは、もうやめませんか?

まじめな人ほど追い詰められる


「話せばわかる」なんていいますが、世の中にはいくら話し合っても理解してもらえない相手というのがいるものです。

話し合うどころか、一般常識や自分の正義を押し付けるだけの人や、そもそも論理的な話し合いができない人もいます。
(経験上、ウソをつくことで自分を守ってきた人は、無意識的に誤魔化そう誤魔化そうとするので、話がゴールに向かって進まず、あっちへいったりこっちへいったりして、建設的な話し合いができません。)

とあるAIスタートアップで経営に近いところで財務を担当しているとき、そこの社長もそんな人でした。

モラハラ・セクハラを受けても、当時のわたしは「会社なんだから色んな人がいる」、「仕事なんだからツラいことがあって当たり前」と、まともな話し合いもできない社長に誠心誠意向き合い、全力で職務を遂行していましたが、わずか数か月でうつ状態となり、会社に行けなくなってしまいました。

わたしの心と体からの、強制終了のお知らせです。

当時のわたしみたいな人、すごく多いんじゃないでしょうか?

古い日本的価値観で、コロコロ転職するのは社会人失格みたいに感じて、勤続年数を気にしたり。

今のわたしにいわせたら、「井の中の蛙」を選ぶより、いろんな職場でいろんな人と出会って、様々な価値観の中で頑張ることを経験してきた人の方が、人間的に視野も広く、魅力的です。

自分に無理をさせていると思ったら、すぐに辞めていいんです

「石の上にも三年」って、「同じ会社で3年間頑張れなきゃ一人前じゃない」って意味じゃないですよ。

ただ、辞める前に、「どうせ辞めるんだから」と開き直って、できることはやっておきましょう。

自分の意見が言えていなかったら言う。

嫌なことは嫌だと伝える。

無理なことは無理、助けてほしかったら助けてほしいと伝える。

そこまでやって辞めたのなら、あなたは勝ち組以外の何者でもありません!


でも、なかには、それさえさせてもらえない会社もあるでしょうし、なかなか自分の意見を伝えられない人もいると思います。

それでも大丈夫です。

大切なのは、自分に無理をさせないこと。

自分を大切にするための行動(仕事を辞める、転校する、家を出る、等)に、罪悪感を感じてはいけません。


他人軸な生き方はもうやめて、自分を大切にしよう!


逃げてもいいんです。

逃げる、というと聞こえは悪いですが、あなたの心や体を損なう相手は、ただの猛獣です。

猛獣を手なずけようとしたり、襲われるままにしておくのは、賢い選択ですか?

スポーツでも戦いでも、戦況を見て撤退するのは当たり前です。

無責任に「もっとガマンしたら?」「ちゃんと働いたら?」などといってくる人がいるかもしれません。
(きっとあなたのことを思ってくれているのでしょう。)

でも、自分以外の誰もあなたの人生に責任は持ってくれません。

人生の勝利は、あなたが自分らしく幸せにいきることです。

自分を大切にするための行動をおこしましょう❣

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