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視録的運動(シロクテキウンドウ)

スポーツのストーリーテリング記録運動。スポーツ領域のブランディングやデザイン、写真や映像、ストーリーテリングなどを考察するWebマガジンです。 powered by vennn
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2024年8月の記事一覧

明確なフィロソフィーと圧倒的画力/NIKE RUNNING

上に引用したのは、クリエイティブスタジオ「MOUTHWASH Studio」のWORKSページにある、Nike Runningのブランドキャンペーンをディレクションした際の文章です。

あたらしいスポーツ飲料水ブランドのデザイン事例:Cadence™️

Olympic Photography/オリンピックで見た美しい写真とその効果

パリオリンピックも終わったということで、期間中に見た写真の中でイケてるな〜と思った写真をまとめたいと思います。 初めて知ったフォトグラファーもたくさんいました。 1. 2. View this post on Instagram A post shared by Jean-Marc Jaleel (@adem_photographie)

『視録的運動』リニューアルのお知らせ

これまでは、個人で書いていた『視録的運動』ですが、(株)vennnのプロジェクトとして運用していきます。 内容が一気に変わるのかといえばそんなこともなく、基本的にはSNSに投稿されたコンテンツの考察や纏め、デザインやブランディングに関する書籍の紹介、あとはvennnのデザイナー松尾にもたまに登場してもらう予定です。 ぜひ購読(初月無料)してみてください🙏

『博報堂デザインのブランディング』永井一史|ちょっと古めの方法論を学ぶ

ブランディングの方法論は世の中に溢れているはずで、この「方法論が溢れている」という敵の出現はもちろんブランディングに限った話ではありません。 自然科学であれば、新しい理論が証明された瞬間に「過去の理論」は実質的にはほとんど意味をなさなくなるわけですが、人文学はそうではないと思います。新しく提唱された理論が必ずしも「全て」を網羅しているわけではなく、過去のプロセスを探ることや過去に提唱された理論を学び直すことには一定の意味があります。と、そのようなことを東浩紀氏は著書『訂正す

オリンピックは"報道"するべきか"〇〇"するべきか?

パリオリンピック2024が始まりました。直近の東京2020がああいう感じだったので、久しぶりにオリンピックにフルで興奮している毎日です。 一方で、スポーツの祭典ですから、毎日毎日スポーツが行われている中で、もちろん日本にもあらゆる媒体を通して伝わってくるわけですけれども、そうするとスポーツが持つ(あるいは大きな大会独特のものかもしれませんが)負の部分が見えたりします。 競技のその瞬間は主にテレビ画面で、事後に"切り抜かれた"写真や映像はSNSを通して浴びまくっているいま、