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ポーランド料理を食べる、それだけでも来る価値あり◎/クラクフ in ポーランド【ヨーロッパ旅番外編⑤】

それからボクはスロバキア首都ブラチスラヴァから夜行バスでクラクフへ向かった。幸い、夜行バスにはコンセントとWi-Fiがあった。

国を跨ぐ際に「入国審査は必要なのか」という疑問を抱く人はいるかもしれないが、シェンゲン協定に加盟してる国同士だと国境をくぐる際は入国審査などなく簡単に移動できる。※まれに抜き打ち検査(パスポートチェック)があったり、ある方の体験談だとフィンランドではシェンゲン圏内であっても入国審査を行ってるらしい。


※前回の記事はこちら⬇

翌朝6時、

クラクフに到着!

地図上ではウクライナ西部の都市リヴィウに近い位置にある。
ウクライナとポーランドは列車かバスで移動が可能となっているが、
2022年9月現在も戦闘は続いてるため、ウクライナへの入国は断念せざるを得なかった。



朝6時、

9月上旬とはいえ明朝のクラクフは涼しいを通り越して寒かった。

北へ行けば行くほど気温が段々下がっていくのがわかる。


この日は日曜日だったのでショッピングモールは休館だった。
仕方なくマックでコーヒーを飲んで過ごすことにした。

途中トイレに行きたくなったので、荷物を持って公共トイレへ向かった。
恐らく有料だろうと思って来てみたところ、

クラクフの公共トイレはカード決済に対応していた。これは驚き!

壁にVisaタッチ決済可という文言があったので、小銭を出さずに利用できるのはありがたい。利用料金は日本円で大体50円程度だった気がする。

ポーランドの自国通貨は「ズロチ」。基本的にはカード決済できる店がほとんど。※たまにオンリーキャッシュの店もあるので、要確認。


トイレ自体も割と綺麗で、個数も多かった。

朝10時が過ぎ、予約してたホステルへ歩いて向かった。


チェックインまでは時間があったので、宿で荷物を預けてもらい
市内を散策。クラクフ旧市街へ向かった。

クラクフ中心地にある「ヴェヴァル城」、世界遺産第一号の一つとして知られている。
城のある高台から見えるヴィスワ川。ポーランド最長の川として有名。
城内にある庭園。来る前はこれほど広いとは思わなかった。

それから旧市街中心部へ向かった。

ヨーロッパではよく馬車を見かけることが多かった。
オシャレな街並みにピッタリ。
中心部にある広場。
iPhoneで記念撮影。この時はGoProを失っており、iPhoneでしか撮れなかったので、
これだけは奪われるわけにはいかないという一心で常に周囲を警戒していた。
※それでもスロバキアとポーランドは概ね治安はよく、割と安定している。
ベンチの下からは温風が吹いていた。屋外のベンチでたまにこういった設備があるのもまたポーランドの面白いところである。暖かい。


真ん中らへんに位置する市場。かなり賑わっていた。
中央広場ではウクライナ国籍の人達による集会・演説が行われていた。
ポーランドとウクライナは友好国であり、避難者への支援・及び保護を行ってる国でもある。


気軽にランチしにいける店を探す。こういう時に限ってどの店を選べばいいかわからない。
選択肢が多すぎる。

レストランを探しはじめて30分、

ようやく見つけた。

ポーランド名物:ピエロギ。
見た目が水餃子に似てるけど、中身の具はポークやチーズ、
その他あらゆる具材の入ったものが多くバリエーションは豊か。

個人的にヨーロッパで好きな食べ物はなにかと聞かれたら真っ先にピエロギと答える。本当ならウクライナ料理も食べたいですし、リトアニアやラトビアといったバルト三国の料理も食べたいけど、今回は断念した。

昼間に飲むビールが格別に美味い。

2点合わせて大体1300~1400円程度だった。

まぁ、許容範囲ですかね。いずれにせよフランスやドイツよりも安いことは確かである。

その後店を出て市内を歩いた。

クラクフはポーランド国内でも特に大気汚染が目立つ都市であると聞いてたけど、9月ということもあってか市内は割と空気がスーッとしていた。
真冬シーズンでは石炭によるススが宙に浮いてたり、冬時期になればなるほど大気中の空気が淀んでしまうのかもしれない。

この場所で少し休憩しつつ、iPhoneでサクッと動画を撮った。


記念撮影。しかし途中から少しずつ天候が不安定になってきた。

ポーランドのクラクフに訪れる人達は大抵アウシュヴィッツへ行く目的で寄る人も多いかもしれないが、過去にボクは一度アウシュヴィッツへ訪れてるので今回は寄らなかった。

そのあとはスーパーへ行って食材を少し買って、レタスとトマトをおかずにトーストを食べ、ビールを飲み、シャワーを浴び、寝た。

この時泊まったホステルはシャワーの水圧もよく、寝泊まりするだけなら丁度いい場所だった。


偶然出会ったポーランド北西部にある街から来た男性と少し話しをして、その際にポーランドではウィンタースポーツが盛んであることや、公共施設および路上での飲酒はOKか否かなどを聞いたりするなど、話をしてる時間は割と楽しかった。ポーランドは表向きは路上飲酒禁止となってるが

男性いわく「まぁ〜誰も守らん、ポリスも基本は見て見ぬふりをしてるよ。万が一飲んだとしても大丈夫っしょ」ていう感じで教えてくれた。

このゆるさが心地いいというか、やっぱEUだなぁと感じた。


そして次の日の朝はチェックアウトを済ませ、夕方まで荷物を預け、市内を歩き回り、残り数時間のあいだはクラクフ市内を満喫した。

終始穏やかな都市だった、今まで訪れたパリやフランクフルトよりも断然治安はいいなと感じた。もちろん駅周辺や観光スポットの目立つところであったり夜中出歩くのは注意が必要だが、ボクが見た限りでは特に問題はなかった。


夕方5時頃、荷物を取りにホステルへ戻り、大型バックパックを背負って宿をあとにした。


それからクラクフ中央駅へ向かい、近くに隣接するショッピングセンター(というか商業施設)に入り、フードコートで時間を潰した。

駅周辺の広場。個人的にはパリよりもクラクフの方が好き。
クラクフ中央駅付近にあるショッピングセンター。立派な建物だった。
WI-FIもあり、スーパーもあり、トイレは無料。
スロバキアのショッピングセンターに続いてここも最高だった。


空いた時間を利用して日記を書き続け、空腹になれば地下一階にあるスーパーへ行って0.5Lの缶ビールとサラダセット、チーズを買って夕飯を済ませた。

夜行バスに乗る前に頂いたチーズとビール。この時間が楽しい。

外食よりもスーパーで食材を調達してビールを飲んだほうが遥かに安上がりだ。

ビールを飲みながら次乗るバスの時刻をチェックした。

夜11時発➔チェコの首都プラハへ向かう予定。

プラハもまた2019年に訪れたことがある。そして今回の旅では特別来る予定はなかったけど、その次に乗る予定のバスはプラハ発のフランクフルト空港行きの夜行バスに乗る予定だ。

プラハ自体はとてもオシャレな街並みが魅力的で、多くの観光客で賑わってるだろうなと内心思った。しかし初めて訪れた時と違って、今となっては感じ方も変わってるだろうから、

最後に訪れる場所ではどんな心境になるだろうか。

帰国直前に立ち寄るとはいえ、せっかく来たんだから最後くらいはより美味しいものを食べたい。とりあえずサクッと食べに行く感じで行ってもいいでしょう。

旅の仕方は人それぞれ違うんだから、みんな違って当たり前。

だからこそ面白いものがある


というわけで次回、チェコの首都プラハ編。

お楽しみに。

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カズマ
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