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イタリア北部、湖畔に面した街コモ /イタリア編 7/11~12【ヨーロッパ横断旅#10】

スイスからイタリアへは徒歩で国境を超え、

そのまま歩き続けた。


歩いて40分後、

COMO(コモ)に到着。


歩いてる途中、公園にたどり着いた。

その公園からは湖が見えた。

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湖を見ると思わず眺めたくなる。

風も穏やかで今までにない居心地の良さを感じた。

ずーっと歩き続けていたので、

休憩がてら公園で大の字になって寝っ転がった。

周りには同じように木陰で憩いのひとときを楽しむ人々がいた。

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コモという地方都市自体、あまりメジャーではないかもしれない。

ボクもこの場所へ来るまでは全然知らなかった。

いかにも地元民というか近隣諸国の人々の間で好まれてるといった感じの湖だった。The観光地っていう感じのところよりは地元に住む人々が気に入ってる場所へ行く方がいい。

スイスでヒッチハイクした時に出会った人達も
「コモは過ごしやすくていいトコだよ」

と話していたので、来てみたら正解だった。

ここにいる人達もまた親切で、ボクが休憩してる時に話しかけてくれて、気さくな感じがいいなと思った。

人々の雰囲気も何となくフランスやドイツ等の大都市よりも

こういう地方にいる人達の方がまだ話しやすいというか、雰囲気が柔らかい感じがする。※もちろん人によるかもしれないけど。


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湖水浴をしてる人達が大勢いて、

この時期は最高気持ちいいだろうなと感じた。

他にもサイクリストが大勢いて、

この辺は日本よりもEUの方が圧倒的に自転車人口が多い。

大都市でも普段使いで自転車にサイドバックをくくりつけて買い物をしてる人達を何度か見かけた。日本では滅多に見られない光景だ。

クロスバイク・またはロードバイトなど本格的なスポーツ仕様の自転車を目にする度に自分も自転車旅がしたいという欲が出てくる。

これについては日本にクロスバイクがあるので、

後に日本へ帰国した際は自転車で日本一周するつもりだ。


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街並みも綺麗だった。

近くにマックへ行ってトイレを貸してもらった。

飲食店などのトイレは基本的に注文したお客さんのみ利用できることになっており、トイレの扉には番号を打つ機械が設置されてる。レシートにパスワードが書かれてるのでそれを打ち込めば利用できる仕組みだ。

これもまた日本とは大違い。

日本がいかにトイレが多く、そしてトイレが綺麗であるかを改めて実感した。日本の公共施設を日々綺麗に整えてる方々には感謝でしかない。


しばらくマックで休憩しつつ、フリーWi-Fiを利用して周辺のマップや今後の行き先について等、色々調べ物をした。

どこで野宿するか、寝れそうな場所があるかどうか、

次どこへ向かい、どの辺りで再度ヒッチハイクをするか又は他の車が目的地へ向かう際に通る道路の状況なども含めて都度調べることにしてる。

中には通行止めだったり通れなかったりする恐れがあるので。


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そうこうしてるうちに

いつの間にか夕方8時を回った。

え、もうこんな時間?


とりあえず夕飯を買いにスーパーへ直行。

この日はビールとサラダセットを買った。

ドレッシング付きのサラダに2枚の食パンを挟んで食べる。

これがまた美味い。

外食で済ませるより安い。


地域によるけどイタリアもまた外食は高いので、

ここでもボクは自炊というか即席の飯を食べることにしてる。

自分でアレンジして食べるのと、既製品を食べるのとでは満足感が違う。

そのこともあってか、日本にいた時も基本自炊がメインで外食はほとんど行っていない。

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夜景も綺麗だった。

この日は平日であるにも関わらず、

ローカルフェスティバルが行われていた。

日本と違ってヨーロッパは夏休みが長いのかもしれない。

国によって夏休み・バケーションの期間は異なると思うけど、


11時過ぎても全く終わる気配がない。

日本だと大体9〜10時で終わることが多いけど、

こっちでは深夜に入ってからが本番みたいなところがある。

これもまた文化の違いでしょうね。


とはいえ、そろそろ寝床を探さないと。

疲労がどんどん溜まっていく中

テントをはるのに良さげな場所が見つからないのと

単純に張るのが面倒くさかったので

近くの緑道にあったベンチにマットと寝袋を引いて寝ることにした。

すぐそばに給水というか飲料水がずっと流れてる場所があったので

水を補給したり、歯を磨く時やうがいの際に利用した。

イタリアもスイスと同様、水道水は飲める。


通り過ぎる通行人は何人かいたけど、

誰も気にも止めない。

寧ろ安心した。

今日も何とか生き延びれた。

明日はミラノへ行こう。

ミラノのバスステーションに着いたら

フリックスバスを使ってヴェネツィアへ向かう予定。

幸いフリックスバスは日によって格安で移動できる時があるので、

これを使わない手はない。

イタリア東部へ向かってその後スロベニア➔クロアチアという流れで行く。


というわけで今回はこの辺で。

次回へ続く。


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カズマ
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