One In, One Out (一つ入れて一つ捌く)
おはようございます。
今日缶ゴミを処分する日であることを忘れる寸前だったので、
急いで起きてゴミ捨て場に行き、缶とペットボトルを投函しました。
(ギリギリセーフ!)
何かを手に入れては何かを手放す。
今まで色んなモノを試しに買ってみては手放す行為を繰り返してきた、そんな中こういったテーマが頭の中で浮かんできた。
今回は購買意欲を連鎖的に引き起こす消費者心理:ディドロ効果、
もう一つはOne In, One Out (一つ入れて一つ捌く)
ミニマリズムにおける考え方の一つ。
これについて話したいと思います。
1 ディドロ効果
ゴミを処分する時や年季の入ったボロボロのデニムを目にした時、
手に入れては、何かを手放してきたモノ達を振り返る。
そこでふと思ったことがある。
新しく何かを買ったあと、次々と新たに買い替えたくなることってありませんか?
これはディドロ効果という心理現象があって、マーケティングにも活用される消費者行動心理の一つでもあります。これまでの生活環境や身の回りのものを一新したくなるような、連鎖的な消費喚起を生じさせる心理現象のことです。
たとえば新しく上着を買ったあと、「この上着に合うパンツと靴が欲しくなってきた」といってまた新たに違うモノを調達しに店まで行く。
最近ではZOZOTOWNや楽天で服を買う人もいるらしいけど、ボクはできれば実物を手にとって試着した上で買うことにしてる。サイズ感を確認しないと後々着なくなったり、後悔する可能性が高いので、基本的には実店舗で買うことが多い。
昔の自分も身なりや外見ばかりにこだわって、それで自分を大きく見せようとした、いわゆる見栄を張っていた時期がありました。
※人によっては「おしゃれな服を着てる自分が好き」「もっと出かけたくなる」など考え方は人それぞれなので、決して否定するつもりはありません。ただボク自身は過剰な量の衣類や家具は不要であると判断した次第です。
どれだけ衣類や装飾品で固めたとしても、内面が一㍉もアップデートしていかない。それどころか見栄を張りすぎたり不特定多数の人々の気を引くことばかり気にしたりする等、他人軸な生き方はただ消耗するだけだと感じるようになりました。繰り返す度に金欠となり、モノを得たところで心は満たされない。ただ虚しさだけが増していく。
前述のディドロ効果によって次々と買いたくなる、これらの消費者心理であったり購買意欲を刺激するためにマーケターや業者があれこれ誘惑してくる。売る側の誇大広告や謳い文句に踊らされ、浪費を繰り返したところの自分にとっては何のメリットもなく、ただお金をすり減らしては本来持つ意味のないモノに溢れ、身動きが取れなくなっていく。
これを繰り返してたところの、売る側の思う壺であり搾取される一方である。控えめにいって自分のためにならない。
2018年3月頃、ボクはハイブランド(例グッチ、ヴィトン等)など高価な衣類や装飾品は一切買わないことに決めました。
※アウトドアメーカーの機能性に優れたウェアやシューズなど一部を除く。
次々と埒が明かない、もうモノに振り回されたくないという気持ちが強くなったこともあり、自分の中でOne In, One Outというルールを設けることにしました。
2 One In, One Out
One In, One out ワンインワンアウトとは、
新しいものを一つ手に入れるたびに、必ず一つのものを手放すというシンプルなルールのこと。 メリットがあります。 これは自分にとって本当に必要なものと共に豊かに暮らすための考え方につながります。
ミニマリズム観点に基づいてボクはなるべく衣類は最小限に留めることを日頃から意識していて、One In One Outていう感じで、廃れたり買い替えが必要と判断した際に新しく買い替えるというサイクルを続けてます。
物を増やすのは簡単かもしれませんが、何かを手放すのは手間がかかりますし、モノによっては寂しさやもったいないと感じる心理が働く恐れもあります。しかし日頃から大して使ってないモノだったり「手放したけど、特に困らなかった」「別にこれがなくても生きていけるよね?」ていう風に潔く手放すことも時には大事なので、名残惜しいとかもったいないを言い訳にしていたら、どんどんモノで溢れかえってしまうことになります。
アレもこれも必要と、そうやって無意味にモノを増やしていては重量が増していく一方で持ち歩く時も非常に大変な思いを強いられますので、何かを買わなきゃというよりも、いかに少ないモノで完結できるかを優先して考えることが大切です。
もう一度お伝えしますが、
こういった感じで所有するモノの数を増やしすぎない程度に買い替えるなど工夫を重ねていくことを第一として考える様にしてます。
特に旅をする時やキャンプ・登山などアウトドア目的で行動するとしたら余計な荷物は持っていきたくないので、より少ないもので済ませることが非常に大事です。
というわけで今回はOne In, One Out 1点入れたら1点削ぎ落とすことの重要性についてボクなりに思ったことや感じたことについてありのまま綴りました。
読んでいただき、ありがとうございます。