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人生に迷う2022年
まだ、今年は終わらないけど、少し振り返り。
10月の大目玉イベント「ハロウィン」が終わり、韓国で痛ましい事件が
多くの人の心を騒つかせた後、11月に入り1日中僕は今年の振り返りをしていた。
今年の3月に調理師専門学校を卒業して、
某有名リゾートホテルの調理職として新卒入社。
素敵な同期23人に囲まれての初めての一人暮らしと社会人。
仕事に追われ、目まぐるしい生活を送っていた。
でも、職人の仕事柄ミスは許されず常に完璧を求められ、
先輩に毎日のように怒られては泣くのを我慢して業務に戻る。
そう言えば、チャンバー冷蔵庫の中で怒られたこともあったな。
(チャンバー冷蔵庫:小さな部屋のような業務用冷蔵庫)
先輩に「お前はもう信用できない」
とか、なかなかにきつい言葉をもらった時もあった。
そんな生活も同期がいたから頑張ることができたけど、
長くは続かなかった。
仕事は朝5時から始まって、夕方5時には帰れたから、少し
時間はあった。
そこで新しく副業を始めた。
休日も副業に勤しんで、稼げたのはたったランチ1食分。
時給換算すると100円以下。
流石に心折れたな。。。
7月も終わる頃、新たな出会いがあった。
SNSで繋がったフリーランス活動をしている
24歳の元イタリア料理人。
その人と話していると悩みとかほとんど一緒で、
すごく楽しかった。
そして、ビジネスの世界に飛び込む決意をした。
8月。
適応障害になった。
実は7月からその色は出ていて、勤務中も
手足の震えが止まらなく、勝手に涙が出てきた。
それに、夜も眠れず1日の平均睡眠時間は2時間程度。
それにうつ病とコロナのトリプルパンチ。
流石に人生20年で一番精神が落ちた時期だった。
そして休職してそのまま退職した。
散々悩んだ。
料理人を続けたいのか。自分は何がしたいのか。
もうちょっと、この会社で頑張ってもいいんじゃないのか。
新卒4ヶ月で辞めていいのか。
内定をもらった2021年9月、あれだけ嬉しかったのに
その縁を切ってもいいのか。
でも退職した。
このままだと死んでしまう。
本当に死のうとした時もあった。
でも死ねなかった。
死にたかった。
でも死にたくなかった。
こうして退職し、10月にコーヒー屋さんで
勤め始めた。
その時に店長から
「かずまは社会を甘く見ている。」
飲み会の席でそう言われ、今でも心に刺さったまま
抜けない。
なぜなら、本当だったから。
なかなか、そんなこと言う人はいないし、
言われたとしても嫌なやつとして聞き流すけど
その時何も言い返せなかった。
自身のアパレルを作ってカフェ経営をしたい。
そう言う夢はある。
ただ、今は何もできていない。
何も形になっていない。
周りの人たちより稼いでもいない。
ほんと、自分には何もない。
中身のない人間だとはつくづく思う。
だから心に刺さった。
今やっていることだって正直進んでいるのかすらもわからない。
フリーランスを目指してはいるが、できるかすらもわからない。
人生に悩み、精神に病み、社会不適合者になった。
そんな2022年。
そんな僕の社会人1年目の半年間。
今年も残り2ヶ月を切った。
この2ヶ月間、どう生きるのか、僕自身の人生を
僕自身も楽しみにしている。