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書き換えられた過去の記憶

「人の記憶なんて、曖昧だし当てにならないのかもしれない…」
最近そんなことを思いました。

私は昔タバコを吸っていたんですが、今は全く吸いたいと思わないくらいになりました。

タバコのことなんて全く考えないから、これは禁煙に成功したんだと思います。

たまに、「どうやってタバコ止めれたの?」って聞かれますが、

その時決まっていうセリフが「禁煙セラピーを3回読んで止めました」

「当時付き合っていた彼氏がタバコが嫌いだったから、何がなんでも止めようと思って止めたんです!」って。


知らない方のために、『禁煙セラピー』って本が当時流行っていて、私の周りでもこの本を読んで止めた人がいたんですよね。

私は、これだー!と思って藁にも縋る思いで読みました。
3回も。笑

結果、3回読んで禁煙に成功したのは事実。

それが二十代の時です。

・・・あれっ?

私、30代でもタバコ吸ってたよね・・・?


そうだっ!

30代になってから音楽関係の友達ができて、仲いい子たちがタバコを吸ってたから私も復活しちゃったのでした…。

それから数年、仲間うちの子が一人禁煙し、私も禁煙しよっ、私も!みたいなん感じで、私も禁煙したのでした…。


「大好きな彼のためにタバコを止めた」なんて、勝手に美化してました。笑

人の記憶なんてこんなもんなんだって、ちょっと笑えてきました。


過去の良い思い出もイヤな思い出も、もしかしたら、自分の都合のいいように書き換えてる可能性もあるかもしれないですね!


いつもお読みいただき、有難うございます^^

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kazuko
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