家にいたくなるコピーの時代
コピー好きの芸人で集まって
毎週やっているYouTubeを
会わずにZOOMで収録した。
今回のテーマは、今だからこそ
家にいたくなるコピーを考えよう。
よかったら、ぜひ観てください。
今までのコピーや広告は、基本的に
「家から外に出させるもの」だったと思う。
もちろんウチ消費もあっただろうけど、
多くはモノ消費やコト消費をさせるため、
人をどんどん外出させたかったはずだ。
だからこそ、電車や街中にも
あんなに広告が溢れてたんだと思う。
糸井重里の有名なコピーで
「くうねるあそぶ。」というのがあるけど、
あれも結局は、外に出させるものだったと思う。
なぜならあれは、日産自動車のコピーだからだ。
「くうねるところにすむところ」という
寿限無の一節から来てるらしいけど。
当時は、家に住んでただじっとしているより、
車で外へ出て、遊んでほしかったんだと思う。
これからは、家にいたくなるコピーの時代。
「くうねるこもる。」なのかもしれない。