D2C始めました 第4話 by SIRCARS
あたた。だいぶ日が空いてしまいました。すいません。
というのもこの期間で、あらゆるプロジェクトが動いていた為、全部伝えると第4話がボリューム満点になってしまうので、前回書いた通り今日は「ブランド名」について書いていきたいと思います。
D2C始めました 第1話 by SIRCARS
D2C始めました 第2話 by SIRCARS
D2C始めました 第3話 by SIRCARS
過去の自分がやりがちなブランド名の決め方
これはですね。実はうちの会社ベンチャーでありながら、僕自身が新規事業立ち上げる機会を多々もらっていたので、ブランド名をつける瞬間って今までそれなりにあったんですよ。でも今となると、その決め方がなんとも浅かったなと。笑
「語呂」「響き」「読みやすさ」などなど。丸っと1日ぐらい使って考えた結果。いつもたどり着くのが英語でかっこいい感じに仕上げる。
そこまで多く語れるほどの意味合いも込めず、ネットで調べてなんかしっくり来るものを社内で洗い出しながら、考えていた瞬間を今でもはっきり覚えてます。
今回D2Cブランドとしての名前の決め方
実は新しい手法で決めました!
まず今回ブランド名を決めるにあたり、大事にしたかったこと。
自己満にならないこと
顧客目線、ECでの販売商品であることを考え、ただかっこいいとかおしゃれなブランド名にしないこと。何よりローストビーフを看板として展開しているブランドだと認識してもらうこと。
これらを大事にしました。
その中で、
「ローストビーフという商品だけでの勝負」
「ローストビーフ業界のど真ん中を取りに行く」
「美味しいだけではなく、見た目も楽しめる」
「テーブルコーディネートまでにプロデュースする」
という意味合いから、候補をいくつか出しました。
なんかもうよくわからなくなるぐらい、書き出して、絞りきったと思ったら、また新しい案がでてきて。その繰り返しですよ。
こういうのってだいたい時間が経てば経つほど、雑になってくるんですよね。笑
そして、ここからが、新たな手法での取り組みになります。
自分たちで扱ってる商品って、そもそもの価値や魅力が若干麻痺しませんか?
僕らはローストビーフという日常ではあまり口にしない、むしろホテルやレストランなどちょっと特別な時に食べるものを商材としている為、一回社内の意見を封鎖しました。
どうしたかというと、家族、アルバイトスタッフ、友達、友達の友達。
あらゆる人に意見を求めることに!
となると話は早い。すぐさまGoogleフォームでアンケートを作り、一気に配信。
すると意外にも皆さん、丁寧に返信をしてくれました。
僕らが考えてもいない発想、考えが一気に返って来ました。
年齢や性別という様々な視点から、90人程の意見をもらい、投票結果と皆さんからの意見を踏まえ3つにまで絞り出しました!
ここまで絞れたことは嬉しかったんですけど、何より皆さんの熱い意見や想いが聞けたことに、なんだか感動してしまいました。
そこで最終戦。
ローストビーフとしての代表商品。世界にも通用する商品。そんな思いから遂に決定しました。
「The Roast Beef」
よくわからないけど、決まった瞬間。笑
結果だけ見ても投票は圧倒的差で1位でした。
「覚えやすい」「わかりやすい」「直感」「日本の公式ローストビーフっぽい」など世界観を伝える為にも、このような結果になりました。
ローストビーフといえばここだよね!そんなブランドにしていきます。
D2Cっぽいなと少しばかし思ったのは、自分たちだけの想いを伝えるのではなく、みんなの言葉と想いを汲み取って決めたということ。初の試みながらもやってよかったと心から思いました。
只今これをもとにパッケージ、ロゴ、ショールーム、Web等様々なプロジェクトを動かしています。実は他にも現時点で語れるものが結構あるんですけど。今日はこの辺で。
ありがとうございました!