A.ドヴォルザークについて 3
さて、3回目です。1回、2回と、ドヴォルザークの生まれた時代背景と、生まれてから作曲家として独り立ちするまでお話してきました。今日は、作曲家として独立をしたドヴォルザークが、どうやってその名声を得るまでになったかをお話ししていきたいと思います。
ちょっとだけ話を戻しますが、ドヴォルザークが卒業後、所属していた楽団といえば、カレル・コムザーク楽団でしたが、この楽団に1871年に指揮者として迎えられたのがスメタナ。彼のもとで演奏し、1871年に退団するまで、彼からたくさんの薫陶