資金繰り改善の思考法 - 最初の最初 -
結論
資金繰り改善は、
社長のマインドセット
以上。
いつもいつも思うこと
経営課題を抱える社長さん達がいきなり最初に私に相談する、
というムーブはまず発生しません。
なぜなら私は無名中の無名だからです!w
社長達はまず顧問税理士さんや身の回りの信頼している経営者、
界隈で権威のある先生やSNSでバズっているプロっぽい方々、
に経営相談しているはずです。
そして、
十中八九みなさんからアドバイスされた内容は改善に役立つものであると思います。
でも、
資金繰りは改善しません、
苦しい状況は続きます。
新しい営業マンを入れたり、
Youtubeを初めてみたり、
幹部に幹部研修を受けさせてみたり、
値下げキャンペーンをやったり、
交流会に参加したり、
大企業出身の経営顧問をつけたり、
一生懸命新しいことをやってはいるんですけど、
ほとんどの施策がほとんど成果がでない。
その間にも資金は減り続ける。。。
そんな苦労している社長さんが、
紹介等で私と出会い行動を始めると、
なぜだか大体上手くいき始めます。
怪しい書き方ですが大体上手くいきます。
問題は、
もっとローレベルで根本的な部分で起きています。
ここを見落としている方がとても多いですし、
ここをアドバイスする人はとても少ないです。
何が必要か
立ち止まる、
これです。
まず立ち止まる。
そして何が原因か冷静に分析する。
エビデンスを提示できるわけではないのですが、
人間は問題が起きると処理能力が著しく落ちます。
これも訓練かもしれないですが、
まず落ち着いて現状を認識する、
ここから始めます。
今回は資金繰り改善をテーマにしましたが、
他の経営課題はもちろん、
それ以外の日常生活でおきる問題も大概対応方法は一緒なのではないかと思います。
資金繰りが悪化する原因は、
入金 < 出金
になっていることです。
超シンプル。
入金 = 出金
にできれば資金繰り悪化は止められますし、
入金額が出金額を1円でも上回れば資金繰りの改善は始まる。
いとシンプル。
この法則、
みなさん知ってますか?
知ってますよね?
知っているはずです。
なのに資金繰り改善できない、
なぜか?
だいたいの、
だいたいのケースですが、
いや・・・ほぼ全てのケースですが、
社長の傲慢さ、
見立ての甘さ、
危機的状況や最悪の状況に対する想像力の欠如、
が本当の問題です。
これを受け入れずに、
営業やマーケティングで売上を作ったり、
幹部や従業員の働きのせいにして負荷を上げたりするから、
施策のためにお金は減って、
従業員のモチベーションが下がり、
資金繰りはより悪化するんです。
自分の傲慢さ、
見立ての甘さ、
想像力の欠如、
これら経営能力の低さを受け入れ、
ゼロから作り直すことを決断しましょう。
作り直す過程で改めてビジネスを学びながら、
自身の経営の能力を向上させ、
以前よりもより良いビジネスを発展させましょう。
中小企業の資金繰り改善においてはこのマインドセットを受け入れることが第一に必要です。
このマインドセットを受け入れられたなら、
本当の資金繰り改善が動き始めます。
まとめ
資金繰り改善の最初は社長のマインドセットを変えるところから、
という話をさせていただきました。
いやだいぶ生意気な感じですよね。
自分でまとめながらも震えています。
私自身もかっこよいコンサルの方々に憧れて、
すごい感じのソリューションをクライアントに提示していた時代がありましたが、
やっぱりその後の経営改善の反応は悪いんですよね。
なかなか改善が進まず、
原因を追究し続けたら、
社長のマインドセットが改善の妨げになっていることに気づき、
経営再建業界では割とよく言われていることですが一周して腹落ちした経験がありました。
この経験を経たあとは、
いかに早くマインドセットを変えてもらえるようにするか、
を意識しながら日々お仕事させていただいております。
2回目のnote投稿はこちらで終わります。
長文をご覧いただきまして誠にありがとうございます。