見出し画像

【ビジネスで活かす!ドラマ感想文】「ハゲタカ」お金持ちは必ず徹底している。

こんにちは、かずきです。

今回は「ハゲタカ」を見た感想をアウトプットします。

僕の記事は、「ビジネス」に焦点を置いて記述しております。
出世したい方や独立したい方に、きっとお役に立てるかと思いますので、是非最後までお読み頂ければ幸いです。

※ネタバレが含まれている可能性がありますので、気になる方はブラウザバックでよろしくお願いします。

感想

経済ドラマは勉強になる事間違いないと思い、みて見ました。
結論から言うとやはりすごい面白くてかなり作り込まれていました。

まず、なぜハゲタカという題名なのかというと、バブル崩壊後、腐敗化が進行している日本経済の中、低迷している組織を買い取り特定の企業に売りつけることにより、利益を上げるという死人の肉をついばむ「ハゲタカ」のごとく行動をするので周りから良い印象ではない言われをされていました。しかし、実情はそうではなく日本経済を再生させる為に外資系ファンドを利用し、日本担当として活動していたそうです。経緯は、鷲巣(主人公)の新卒入社した企業にありました。銀行から低迷したある企業の貸し渋りをするように命令されたのです。そして、貸し渋りをした結果、業績は悪化し社長は自殺してしまいました。社長の娘に葬式の時に物を投げつけられ泣かれてしまい、かなり辛い思いをしたそうです。その時にいた上司にしょうがないと一蹴されてその方は非道な方法だが金で解決すると言う選択肢を取りました。

利益を出さないのに融資するのは、危険なので共感しましたが人を殺すまで追い詰めるのは違うかなと感じました。そして、銀行員は責任を感じます。再建計画等の手伝いをして手助けぐらいはできたと思いました。
銀行からお金を借りずに事業をするのが一番望ましいかもしれませんが、実際に事業をしてみるとお金は借りないと事業は難しいと言うことは感じております。
借金は借金なので、徹底的に計算して不要な費用は削減する事が大事であると感じました。初期コストやランニングコストが比較的少ないIT系のアプリ制作やSIer事業を選択するのが時代に合っているなと感じました。

そして、鷲巣は企業が倒産しそうな越後屋という旅館をターゲットにしました。
100年の老舗の旅館で、銀行側も長い付き合いということのみで融資をしていました。もちろん、なぁなぁの融資では事業もうまくいかなく、100億円の債権がありました。ついには、長い付き合いの芝野(銀行員)の上司は返済をするよう仕向けるようにしました。しかし、芝野は可哀想と感じました。そこで鷲巣が登場をして、もっと大胆な改善をしないと良くならないと感じていました。債権を買い取り2億円の支払いを命じました。いきなり2億円と言うのは厳しく、生命保険を担保に入れる事をしないと難しい状態でした。しかし、鷲巣はその事を知っており生命保険を担保にするよう推奨したのです。おそらく、鷲巣は生命保険を担保に入れれば、本気を出して売上に全力を出し事業が再生するように見ていました。誰でも、本気になれば様々な事ができると感じました。

生命保険を担保に入れるのは、最初見た時は「こいつ人間か?」と思いましたが後々見ていくと生命を賭けることで全力を出せる物だと感じました。いきなり知らない人がきてそう言われるのは怪しさ満載ですが、意地を張って自分で立て直すと言うことにし、生命保険を担保に入れる期限を迎えて債権は別会社に売られました。もちろん債権が別会社に行くと言うことは再建の回収に周り越後屋は買収され、経営権は無くなりました。そして、経営者は自殺をしました。息子は経営手腕があり後にこの息子が復讐者となり鷲巣と戦う展開になり楽しくなります。後にこの旅館は事業再生に成功する事になりました。

次に、ターゲットになったのが玩具を取り扱う大企業です。社長の絶命により、引継ぎとして私利私欲に組織を使う女性社長が誕生しました。女性社長は従業員を土日返上で自宅の庭掃除に充てていました。玩具屋は奉仕の事業、という理由で使用していました。そして、経営も特にする事もなく、自分の為に物を買う事が始まり経営は一気に傾き赤字となり、債権が貯まっていました。ここの担当もなんと芝野で、長年の付き合いで上司とも仲が良い事から、融資を止めるのと、債権回収が不可能に近い状態となりました。芝野は思い切って、再建計画書に社長の首を切る手立てを考えていました。しかし、上司は止めました。また、家族で役員をしている為どうしようもできない状態でした。鷲巣はまず、家族ぐるみの経営は良くないと感じ、債権の撤廃かつ働かなくても報酬は出ると言う条件を出しました。大企業であれば多少の毎月の損失は問題ないと踏んでいたようです。しかし、社長は断固拒否しました。やはりいきなりきて、その申しだては誰でも怪しく感じます。しかし、息子は現状の状況を劣勢であると判断していたため少し動揺をしていました。
第二案として、次回の株主総会までにゴールデンパラシュートという方法で息子を利用して撤退させるように仕向けました。息子は現状を問題視しており、社長を説得すれば社長の座を与える条件付きでした。ただ、今回は芝野が独自に越後屋の二の舞になると判断して出し抜かなくてはならないと上司に相談して、出し抜く方向になりました。

ゴールデンパラシュートとは、文字通りお金を渡して撤退させると言う方法で、今回の場合一人当たり2億を渡して撤退の判断を煽る戦法です。
リスクを負ってでも切らなければいけない人もいると言うことですね。
考えてみれば、会社を私物化しているので2億以上の価値は組織にあるのでどう考えても動かないと思いました。

しかし、株主総会の時期が来てしまいました。ここまで耐えれたのは芝野の策略でした、芝野はゴールデンパラシュートで撤退させるよりも株主総会で賛同を得て撤退させた方が良いと考え過半数を取得し、社長のみを撤退させました。見事に鷲巣を出し抜きました。社長を撤退させる事には前回の二の舞になる矛盾を感じたところではあります。

家族役員撤退プランが崩壊した鷲巣は、退任した女性社長を戻すため、一度もどりませんか?と声をかけます。女性前社長は社長の権限に魅力を感じていた為、戻る為には、誰の力でも借りるという状態にありました。息子の不正を発覚している事を隠しており、その証拠を提示する事で鷲巣の案に乗り社長に返り咲きました。そして、その証拠の裏どりをする為に報道陣を利用して芝野に情報が正しいものかを確認しに行きました。残念ながら芝野は上司に嘘を付けと言われ、銀行を守る為に嘘を付きました。

嘘は正義でも何でもありません、いくら銀行を守る為といえど不利益になるような情報は出してはいけないと思いました。芝野は正義感の強い人間でしたが、とても残念な気持ちになりました。ただ、これを守る事により社長以外は助かるという旨から嘘をつくことになりました。

そして、息子と母の経営権の争いで競り合いが始まりました。何百億もの金額になり、圧力からか嘘をついた事を思い出し芝野は本当の事を言いました。直ちにそのリーク情報は報道され、息子は残念なこととなりました。

銀行側から嘘を付くようにと言われていたのを、反故したので責任追求をされました。しかし、芝野は正義を片手に辞任届を出して会社を退職しました。

大なり小なり嘘をつくことはいけないと感じました。大きくなればなるほど上司からの指示であるとは思いますが僕も気をつけたいと感じました。

鷲巣は勝利しました。経営権は社長に渡りましたが、諸々の費用で200万程の借金ができ味方の鷲巣に借用を求めましたが断られ、その場で費用を払わなければならない金額のようで自己破産しました。経営権に空きができたので、他の経営者を入れて見事復活を遂げました。色々考えることはありますが、鷲巣は奥の奥まで考えていたようです。

まとめ

・大なり小なり嘘はNG
・ゴールデンパラシュート撤退方法
・次の手、次の手を考える
・再生企業は儲かりそう。(おそらくめっちゃ大変)
・現代ニュースにも流れているが、よくない社長はやっぱりいるw


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?