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いつもを素敵と想うための、書籍化されない物語

イヤホンから聴こえる音楽
目を閉じれば電車の中から別世界
それは心地良く
唄に酔いしれるは言い過ぎかもしれないけど
でも身体から切り離された自分の心を感じる
口遊むときに身体を思い出す

心地良い暗闇から帰還した僕は
電車から降りて
暗闇に灯る歴史の中に
自分の物語を書き足すように歩く

書籍化されるときには描かれないシーンだろう
月でも見上げて
物思いにふけてみるか
それが伏線回収の1つになることを
自分がまだ知らないだけ

イヤホンで旅したあの世界
自分が描く物語
ベッドで子供に話せば
どっちもキラキラした目で聴いてくれる

僕はまだ知らないだけ
いつもの音楽が
いつもの帰り道が
いつもの歩みが
いつも通りの毎日が
素敵な物語の1ページになるのを。


いつもと変わらない日常も素敵で幸せと想いたい
という気持ちを書いてみました。

自分の気持ちを書くことは好きで
上手く書ける訳ではなく憧れもありますが
ちょこちょこと書いてみようと思います。

大切な時間を使って読んでいただき
ありがとうございました。

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