【HSP】成長したいあなたへ - 忙しさの中に見つける本当の幸福
成長への強い意志が生む力
「成長したい」という気持ちは、多くの人が持つごく自然な欲求だと思います。ニーチェの哲学で言う「力への意志」という概念が、まさにそれに当たるんじゃないでしょうか。
自分を超えていくこと、つまり常に自分を高めることで得られる充実感や幸せが、僕たちの行動を後押しする原動力になっているのです。
ただ、この「成長したい」という気持ちは時に厄介なものでもあります。特にHSP(敏感な人)の場合、この意識が強すぎて自分を追い込みすぎ、疲れてしまうこともあるでしょう。
幸せを感じにくい「暇な時間」
僕はよく「やることが何もない」と感じると、幸福感が薄れてしまうことがあります。何かに取り組んでいる時、特に成長を感じられるような活動をしていると、自分の存在をしっかりと感じられるんです。でも、暇な時間が続くとその幸福感が遠のき、なんとなく焦燥感に駆られることがあります。ニーチェが言うように、何もしていない状態では「生きている実感」を感じにくくなるのかもしれません。
効率主義の罠にハマらないために
最近ではコストパフォーマンス(コスパ)やタイムパフォーマンス(タイパ)に囚われがちなことが多いです。
でも、こうした効率性ばかりを求めると、実は人生の楽しさを失ってしまうこともよくあります。何でも「コスパ」や「タイパ」で判断しようとすると、予想外の体験や偶然の発見の価値を見逃してしまうのです。
人生には、非効率だからこそ楽しい瞬間がたくさんあるはずです。効率だけを求めすぎると、そうした大切な瞬間がどんどん色あせてしまう恐れがあります。
忙しさがもたらすインプットのチャンス
面白いことに、忙しい時ほどブログに書きたいネタがたくさん浮かんでくるんです。これは、何かに深く関わっているからこそ自然とインプットが増えるからでしょうね。逆に暇な時には、そういった考えがなかなか出てこないものです。
忙しさの中で得られるインプットは、その瞬間瞬間の小さな気づきや体験が積み重なったもの。その積み重ねがアウトプット、例えばブログの記事という形で結実するんです。
成長への意識や、忙しさの中で得られるインプットこそが、「生きている証」なのかもしれないと思った今日このごろでした。