かず | SalesforceAdmin

|活動エリア: 横浜 |趣味: 読書、ウォーキング |職業: 社内SE |専門分野: Salesforce、ITサービスマネジメント |気質: HSS型HSP

かず | SalesforceAdmin

|活動エリア: 横浜 |趣味: 読書、ウォーキング |職業: 社内SE |専門分野: Salesforce、ITサービスマネジメント |気質: HSS型HSP

最近の記事

Salesforce管理者の「使われない仕組み」をなくしたい!お話

システム管理者として最も避けたいこと、それは「使われない仕組み」を作り出してしまうことだと思います。 どれだけ時間と労力をかけても、最終的にユーザーが使わなければ、その仕組みはただのゴミと化します。 形だけのプロセスやツールは、時間の経過とともに形骸化し、ただのシステム負債となるだけです。この「ゴミを生みたくない」という思いこそ、管理者の視点で大切なところだと思ってます。 ユーザーの心理を読み解く ユーザーがSalesforceを使う際、その心理には「ちゃんと動いてく

    • 焦りから抜け出し、本来の力を引き出す

      「上手にやらなきゃ」と思えば思うほど、逆にパフォーマンスが下がってしまうことってありませんか? 僕自身、仕事でつい完璧を目指してしまうことがあります。でも、そのたびにプレッシャーを感じて、かえって手が動かなくなったり、何も進まなくなったりするんですよね。 焦っているときに選んだ選択でうまくいった例がなく、やらなくていい仕事を必死にやっていたことも、あとで振り返るとそれほど重要ではなかったことに気づくことが多いです。 これは、僕たちのリソースが有限であることを忘れてしまう

      • 大事なタスク前に急に片付けたくなるのはなぜ?

        僕自身も、大きなタスクに取り組もうとすると、急に机の上を片付けたくなったり、ずっと気になっていた掃除を始めたくなることがよくあります。 急に片付けを始めてしまう心理とは?心理学的に見ると、負荷の大きいタスクに直面すると、プレッシャーから逃げたくなるのは自然なことです。 この「逃避行動」の代表的な例が片付けです。たとえば、テスト前や仕事のプレゼンなど、負荷が大きいと感じるタスクに向かおうとすると、無意識に「ちょっとストレスから逃げたいな」と感じてしまうものです。 でも、た

        • 発言後に悩んでしまうHSP

          みなさん、会話のあとに「あの時の発言、大丈夫だったかな?」って思ったことありませんか? 僕もよく「ああ、言わなきゃよかったかな」って感じることがあります。特にHSP(Highly Sensitive Person)の方には、これがかなり身近で深刻な悩みかもしれません。 今回は、そんな発言後のモヤモヤと向き合うために、HSPの特徴についてお話ししてみたいと思います。 なぜ発言が気になってしまうのか?HSPの特徴と反芻思考HSPの人って、相手の反応や雰囲気をすごく敏感に感じ

          【Salesforce】システム運用: 言葉の定義って大事だよねってお話

          Salesforceをうまく運用するためには、まず「言葉と定義をちゃんと揃えること」が非常に重要です。この部分をナレッジとして保存し、みんなで共有することで、共通の理解が深まります。 これが欠けると、導入する側と使う側で認識のズレが生まれ、コミュニケーションエラーや余計な手間が増えてしまいます。 言葉を統一することで得られる大きなメリットSalesforceのようなシステムは、企業全体で広く使われることを前提に導入されるため、同じ用語でも部門やチームによって異なる解釈が生

          【Salesforce】システム運用: 言葉の定義って大事だよねってお話

          【HSP】成長したいあなたへ - 忙しさの中に見つける本当の幸福

          成長への強い意志が生む力「成長したい」という気持ちは、多くの人が持つごく自然な欲求だと思います。ニーチェの哲学で言う「力への意志」という概念が、まさにそれに当たるんじゃないでしょうか。 自分を超えていくこと、つまり常に自分を高めることで得られる充実感や幸せが、僕たちの行動を後押しする原動力になっているのです。 ただ、この「成長したい」という気持ちは時に厄介なものでもあります。特にHSP(敏感な人)の場合、この意識が強すぎて自分を追い込みすぎ、疲れてしまうこともあるでしょう

          【HSP】成長したいあなたへ - 忙しさの中に見つける本当の幸福

          パッケージシステムの真の価値を引き出すために - 全体最適化を推し進めるって大変だよねってお話

          近年、企業における業務システムのデジタル化が急速に進んでおり、多くの企業がSalesforceのようなパッケージシステムを導入しています。しかし、こうしたシステムの導入にはしばしば使いにくさや操作の難しさが伴います。 Salesforceを使いこなすために必要な設計思想の理解Salesforceのようなパッケージシステムが使いにくいと感じるのは、結局のところ、その組織の設計思想の理解不足に尽きると思ってます。 そして、テクニックや多機能でカスタマイズ性があることに頼りがち

          パッケージシステムの真の価値を引き出すために - 全体最適化を推し進めるって大変だよねってお話

          決断に疲れたあなたへ:直感に従う方法

          選択肢が多すぎると、どうしても決断するのが疲れてしまいますよね。たとえば、カフェでメニューを見ているとき、どれも美味しそうで迷ってしまい、結局「もう何でもいいから早く決めたい!」と思ったことはありませんか?この「決断疲れ」という現象は、私たちの日常生活の中に潜んでいます。 決断を楽にする「誰かの背中押し」そんな時、なぜ人は他人の意見を欲しがるのでしょうか。それは、単純にその方が楽だからです。誰かが「これがいいよ!」と背中を押してくれると、それだけで「じゃあそれで!」と決めや

          決断に疲れたあなたへ:直感に従う方法

          タスクに追われるSalesforce管理者へ:本当に大事なことを見極める5つのポイント

          僕も毎日大小さまざまなタスクに追われていると、何が本当に大事なのか見失いがちです。優先順位をつけるのって本当に難しいですよね。でも、少し立ち止まって考えてみると、正しい判断をするために必要な5つのポイントが見えてきます。 この記事では、『エッセンシャル思考』という本を基に、普段僕が意識している「大事なことを見極めるためのポイント」を紹介したいと思います。この本は、限られたリソースの中で何が本当に必要かを見極め、無駄を省いて本質に集中するための考え方を教えてくれます。皆さんの

          タスクに追われるSalesforce管理者へ:本当に大事なことを見極める5つのポイント

          忙しい毎日を効率的に楽しむ:Audible活用のすすめ

          最近またAudibleを使い始めました。以前はKindleで読むことが多かったのですが、スマホでの読書は目が疲れやすかったり、読書にまとまった時間を取るのが難しかったりして、結局オーディオブックの便利さに戻ってきたという感じです。 特に、家事をしているときや移動中に聴けるのが大きな利点だと感じています。 特にウォーキングしながらオーディオブックを聴くことにハマっています。体を動かしながらインプットができ、アイデアが浮かんだ際にはすぐにGoogle Keepにメモするか、ボ

          忙しい毎日を効率的に楽しむ:Audible活用のすすめ

          働きすぎのあなたへ:休むことの大切さを考えよう

          最近ふと思ったことがあるんですけど、自分を犠牲にして働くことが美徳とされる風潮は、今も根強く残っています。特に日本では。「休まずに働く=偉い」みたいな風潮があります。 これ、プレゼンティーズムっていうらしいですね。プレゼンティーズムとは、仕事のパフォーマンスが低下しているにもかかわらず、無理して出勤する状態を指します。 つまり、ただ出勤していることが大事で、実際にどれだけ価値を生んでいるかは二の次。これって、むしろ損失じゃないかと思います。 特に若い世代ほど疲れている感

          働きすぎのあなたへ:休むことの大切さを考えよう

          【2024/11/15】Salesforce世界的ログイン障害:管理者の教訓

          2024年11月15日、Salesforceで世界的なログイン障害が起きました。こういう障害って管理者にとっては時々起こる大きなイベントですよね。今回うちも例外ではなく、社内はちょっとしたパニック状態でした。午後2時55分には日本のセールスフォース・ジャパンも公式に障害を認めて、「復旧のめどが決まったらWebサイトで案内する」と発表したんですが、結局システムが復旧したのは深夜になってからでした。 ニュースサイトによると、データベースの分析で複数の不整合が見つかって、それが最

          【2024/11/15】Salesforce世界的ログイン障害:管理者の教訓

          HSPが日常でできる刺激対策とストレス軽減法

          HSP(Highly Sensitive Person)は、感受性が強くて、ちょっとした刺激にも敏感に反応しちゃう人のことです。例えば、他の人が気にも留めない音や光、会話のちょっとしたトーンなんかが、自分にはぐっと響いてしまうんです。だから、外からの刺激をどうやって減らして、自分が安心して過ごせるかが大事になってきます。 HSPのための外部刺激対策外出する時、特に日差しが強い日は必ずサングラスを持っていきます。電車に乗るときも、視覚や音の刺激が多いので、サングラスで少しでも

          HSPが日常でできる刺激対策とストレス軽減法

          業務改善と社員のモチベーション維持の鍵:内製化、RPA、BPOの現実

          業務改善やコスト削減について、特に大企業ではさまざまな取り組みが行われていますが、その裏には多くの課題やリスクも潜んでいます。 私は前職で情シス(情報システム部門)で運用を担当してきましたが、その経験を通じて、業務改善の現場で直面する具体的な問題や、そこで働く社員のモチベーションについて深く考える機会がありました。 本記事では、特に外注(BPO)や効率化のための取り組みとそれに伴う課題について、私の経験から見た視点でお話ししたいと思います。 業務改善のパラドックス:外注

          業務改善と社員のモチベーション維持の鍵:内製化、RPA、BPOの現実

          Salesforce攻略:実務に役立つコンテンツとサポートをフル活用する秘訣

          Salesforceをうまく使いこなすために、Trailhead、サクセスナビの動画、公式ドキュメント、コミュニティフォーラム、そしてSalesforceサポートなど、いろんな情報源をガンガン活用しています。この記事では、管理者として感じた課題や学びについて、実務に即した具体例を交えてざっくばらんに共有していきます。 Trailheadのメリットと実務における限界 Salesforceの学習プラットフォームであるTrailheadは、楽しみながら学べるコンテンツがたくさん

          Salesforce攻略:実務に役立つコンテンツとサポートをフル活用する秘訣

          リスキリングでキャリアを変革:PathfinderプログラムとSalesforce管理者資格取得のステップ

          Salesforceリスキリングの重要性とキャリアの未来最近、リスキリングという言葉を耳にすることが増えてきました。 実際、経済産業省の報告によれば、今後5年間で約740万人分のデジタル人材が不足すると予測されており、デジタルスキルを持つ人材の需要はますます高まっています。 私自身、デジタルスキルの重要性を痛感し、Salesforceを実務で扱っていたので延長線上のスキルを習得したいと思い、SalesforceのPathfinderプログラムに挑戦することを決意しました。

          リスキリングでキャリアを変革:PathfinderプログラムとSalesforce管理者資格取得のステップ