詩 あかさたなでバトン
あいかぎもらって
いどみずくんで
うしのせわして
えんぴつけずり
おめでとうのひとこえかけて
からのながいながいながい
きゅうじつ
くりーむぱんをぺろりとたいらげ
けむりのゆくえをそっとかくにん
こんどはなんだろうと
さだまらないけいかくをねる
しんじるときに
すくいがわかり
せをむけたもののなかに
そまらないゆうきをもって
たんじょうのしらせを
ちまたにほうこくする
つみはゆるされたんだと
てりかがやくひかりのなかを
とめどなくあふれでる
なさけぶかさといさぎよさと
にんげんのじんちをこえた
ぬまよりもふかいおもいのおくを
ねみみにみずのおいわいのあとに
のんきにおちゃをのんでいる
はんこうきをこじらせたおとなが
ひんこうほうせいのよろいぬぎすて
ふとどきもののじったいを
へんにこじつけずにさらすとき
ほんとうのあいとはなにかをしる
まめにれんらくするひとも
みんなにあいさつするひとも
むりしないであえるばしょがある
めりこまれたいしのうらにかかれた
もうひとつのひっきたいのもじより
やりでさされたそのからだに
ゆりのはなのかおりのそばに
よろこびにみちあふれた
らっぱのねいろが
りあるなたいけんとして
るろうのたびびとであるひとびとの
れいせいなひとことのなかに
ろんりやりくつをこえて
わしずかみにされたこころ
をてさぐりして
んまいとさけぶ