見出し画像

記憶力を上げる!仕事や勉強の効率が爆上がりするデザート

今回は、仕事や勉強の効率が爆上がりするデザートを紹介します。

このデザートを食べると、理解力判断力記憶力が上がります。

こういった力をまとめて、認知能力といいます。

認知能力とは
物事や自分の置かれている状況を瞬時に理解したり、言葉を自在に操ったり、計算や学習をしたり、何かを記憶したり、問題解決のために深く考えたりすることです。(1)


認知能力が上がって可能になること

もし、認知能力を上げることができたら。

まず、学習効率が爆上がりします。

本や参考書を読んだとき、文章を理解する能力記憶する能力が上がるからです。一冊の本や参考書にかかる時間が短くなることで、空いた時間を別のことに使うことができます。

仕事の効率も同様です。

意思決定の連続である仕事において、認知能力は仕事の効率に直結します。

•どんな段取りでタスクに取り組もうかな。
•この問題はどうやって解決すれば良いだろう。

こうした問題は、判断力や理解力が重要です。

認知能力が上がることで、効率的な段取りで仕事を進めることができたり、意思決定の精度が上がることから高い成果を得ることができるようになります。

そんなデザートがあるのなら、食べてみたいと思いませんか?

ちなみに私も毎日、意識的に食べるようにしています。

スーパーでも気軽に手に入りますし、何より美味しいので全く苦痛ではありません。

それでは、さっそく紹介していきます。


認知能力が上がるデザートとは

今回は、2021年にオランダのマーストリヒト大学が行った研究をベースに紹介します。(2)

「ある食べ物の摂取量」と「認知機能」の関連について調査しました。

そんな認知機能を上げると見込まれている食べ物は、ブルーベリーです。

Q: どうしてブルーベリーが認知機能を上げるの?

A: ブルーベリーには、アントシアニンが含まれているからです。

アントシアニンとは、ブルーベリーやカシス、ブラックベリーなどに含まれるポリフェノールファイトケミカルとも呼ばれます。

3つの認知能力が上がる!

ブルーベリーを食べることで、3つの認知能力が上がることがわかりました。

① スピード

1つ目は、スピードです。

スピードとは、物事や自分の置かれている状況を理解し、身体が反応するまでにどれくらい時間がかかるのか、ということです。

Q: 例えば、数十メートル先で突然爆発があったら?

普通は、瞬時に危険を判断してその場から離れますよね。

しかし、認知能力が低下すると、命令が身体に伝わるまでに時間がかかってしまいます。

その結果、その場から動けなくなり、爆発から逃げ遅れてしまうことがあるのです。

ブルーベリーは、命令が身体に伝わる伝達速度を加速させます。

とっさの質問に答えられる返答力、難しい問題でも先送りしない決断力を手に入れることができるのです。

② 実行機能

2つ目は、実行機能です。

実行機能とは、思考や行動を制御する認知システムのことです。

私たちがどのように考え、どのように行動するのかを決定するのが実行機能です。

Q: もし、あなたが恋人の大事にしていた花瓶(もしくはフィギュア)をうっかり壊してしまったら?

A: え〜っと、隠してウソをつきとす!!

これは、絶対にバレます。
実行機能が低下していると、こんな悪手でも最善と判断してしまうことがあるのです。

つまり、実行機能の能力次第で私たちの行動は左右されるのです。

ブルーベリーは、実行機能の能力を高めます。

どんな状況でも最善の手を打つことができる対応力、ミスをしない正確性を手に入れることができるのです。

③ 記憶

3つ目は、記憶です。

記憶とは、情報をどれだけ保持できるかということです。

認知能力のなかで、もっとも代表的な能力の一つです。

記憶力が落ちれば、物忘れも多くなります。

ブルーベリーは、記憶力を改善します。

記憶力が上がれば、本や参考書を少ない時間で覚えることができるため、学習の効率が爆上がりします。


どれくらい食べれば良いの?

Q: 認知能力を上げるには、どれくらいブルーベリーを食べれば良いの?
A: ブルーベリーをどれくらい食べれば認知能力が上がるのかは、はっきりと分かっていません。

アントシアニンが 16mg 程度でも認知能力が上がることがあれば、 230mg のアントシアニンをとっている研究もあります。

Q: それだと、どれくらい摂取すれば良いかがわからないよね?

A: アントシアニンは、1日 300mg 摂取することで心臓病の予防になることがわかっています。ここをベースに考えてみてはいかがでしょうか?

ブルーベリーは、品種によってアントシアニンの量にかなりバラツキがあります。平均すると 100g あたり約 100〜200 mg ほどのアントシアニンが含まれます。(3)

また、ブルーベリーは冷凍することでビタミンCやアントシアニンの量が増えることもわかっています。(4)

そのため、セブンイレブンやローソンなどで売っている冷凍ブルーベリー 150g(200円ちょっと)を毎日食べることでアントシアニン 300mg を摂取することができます。

個包装で毎回買うのがめんどくさいという方は、Amazonや楽天で大容量を買ってしまうのがオススメ。


まとめ

まとめ
・認知能力とは理解力判断力記憶力のこと。
・ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、認知能力を高める
・摂るべきアントシアニンの量は、研究によってバラつきがある。
300mg で心臓病を予防できる研究があるため、ここをベースに摂取すると良い。

それでは、また次回の記事もよろしくお願いします!


参考文献

(1)健康長寿ネット

(2) Ahles S, Joris PJ, Plat J. Effects of Berry Anthocyanins on Cognitive Performance, Vascular Function and Cardiometabolic Risk Markers: A Systematic Review of Randomized Placebo-Controlled Intervention Studies in Humans. Int J Mol Sci. 2021 Jun 17;22(12):6482. doi: 10.3390/ijms22126482. PMID: 34204250; PMCID: PMC8234025.

(3) ベリー類のアントシアニン含有量の比較

(4) When Frozen Food Is Better Than Fresh: Frozen Veggies, Fruits Contain More Nutrients Than Their ‘Fresh’ Equivalent

いいなと思ったら応援しよう!