可能性を秘める未来の研修講師に出会いたい!安定感のある彩りゆたかな研修チームを目指して。
先日から勢いよくスタートした、研修講師オーデション《RE:PRODUCT》。
今回から2回にわたって、この企画を以前から温めてきた弊社代表ホッソン(細野和彦)にインタビュー。企画主旨や今後の展望などをアツく語ってもらいました。
研修講師に興味がある方も、今はまだない方も、ぜひご覧ください。もしピンときたら、以下からお気軽に講師オーディションにエントリーくださいね!
Q1)RE:PRODUCTを企画した目的や企画に込められた想いを聴かせてください。
日頃、各企業様から依頼を受けて研修を企画したり登壇したり、人材育成のご相談を受けるたびに思うのが、「企業の在り方や働き方、組織のつくり方について近年以前にも増して加速的に変化が起こっている」ということです。
そんな中でお客様の要望に応えるべく、課題に対して研修プログラムを作ったり登壇したり、あるいは一緒に組むパートナーの講師の方々、専門家の方々に相談しながら課題解決に当たっているんですけど、いやぁこれはもう僕の半径数メートルの範疇で課題解決していくのはもはや難しいのではないかなと思い始めたのが、ちょうどコロナから半年経った頃でした。
コロナから半年間の課題は、「対面での研修ができないからオンラインでどうしたらいいんですか」とか、「入社式がまともにできなかった新入社員たちにどうグリップしていけばいいですか」とか、「慣れないリモートの中で、マネジメントをどうしていけばいいですか」とかそういうテーマが多く、課題が集中的に同じような方向に向いていたんですよね。でも、半年過ぎた頃から、テレワークが定着した企業もあれば全く導入しない企業もあったり、それによって採用手法が大きく変わったり、打ち出しの仕方が変わったりで、そこに対する各社さんのやり方に大きな変化が見られたんですよね。
そのときの体感値としては、これからの人材育成の在り方は大きく変わるんではないかということでした。つまり、僕らのように前線に立って日々研修を実施している人間ですら、想像もつかないようなことがこれから起こってくるんではないかということ。その予感をもとに当面はパートナー講師を探して、誰かいい人いないですかって知り合いに聞いたり、これまで研修したことがなかった講師にも「講師やってくれませんか」と登壇を何回もしていただいて、それなりの効果も上がってきたし、企業の抱える課題解決もしてきました。
でも、企業の抱える課題については、ここから枝がどんどん伸びて葉が方々にもっと広がっていくように、より多様になっていくことが予想されるので、とにかくもっと多彩に、もっと鮮やかに、華やかに彩るような研修をつくっていくことがこれからの社会にとって働きやすくなる会社・組織や業界をつくれるのかなというふうに思ったんです。
そう考えたとき、とにかく可能性を秘める研修講師に出会いたい!研修講師を希望している人に出会いたい!という想いが日に日に強くなって、この研修講師オーディションという企画を立ち上げようと思いました。オーディションに興味があってチャレンジしてみたい!という意欲のある人をこちらから発掘して、アプローチして研修講師としてプロデュースしていきたいと思っています。
Q2)以前は「研修講師育成塾」を主宰されていましたが、今回のRE:PRODUCTと、どんな類似点や相違点がありますか?
以前開催していた「研修講師育成塾」は全四回で、企業研修の作り方とか企業研修講師の在り方について、研修ができた歴史とか、階層別研修の作り方ってこんなんですとか、効果を出す研修はこうですとか、最後に研修に関わる各方面のプロに見てもらって、受講者さんに自分で研修を考えてオリジナルの研修プログラムをつくって、周りから評価いただいて、一部エージェントの方との契約をしていただいたとか、最後に受講者さんの仕事につなげるといったことをしていました。
類似点で言うと、今回の講師オーディションでは、その出口がちゃんとプロデビューできるということです。ただ学んで終わりじゃなくて、最後実践的に研修に登壇していただくとか研修プログラムをつくるっていうところまでいくのが類似点だと思います。
相違点としては、対象者ですね。育成塾では研修講師としてすでに稼働している人や講師としての単価を上げたいというような、売れるようになる研修講師を目指す人に対してプログラムをつくって指導させていただいていました。でも今回の講師オーディションでは、すでに講師として稼働している人のみならず、研修講師をやったことがないけど興味ある!とか、そういう世界を覗いてみたい!とか、私ってこういう想いがあって伝えたいんだけど、どう伝えていけばわからないっていうようなポテンシャルのある未経験の方を中心にしているから、対象者が異なるかな。講師未経験の方はオーディションで決まった後、育成していくので安心してくださいね。
Q3)RE:PRODUCTは1回きりのイベントではないと聞いています。現時点で、今後どんなふうに発展させていきたいですか?
突然ですけど僕ですね、アイドルグループが大好きなんですよ。アイドルを語らせたら止まりません笑。アイドルグループって初期メンバーがいて、二期メンバーや三期メンバーも出てきて、その間に脱退があったりして、また四期メンバーが新たに入ってきて…ってカタチがどんどん変わっていくでしょう?でも、グループとしては継続することが多いですよね。このRE:PRODUCT(講師オーディション)も同じなんですよ。
僕がRE:PRODUCT(講師オーディション)でひとつ目指したい姿としては、研修講師のチームを作りたいんですよね。人材育成を通じて社会に彩りを広めていきたいという企業理念があるので、今はまだここにない研修を新たにつくりながら、多彩でパワフルでエネルギー溢れる方々がチームに集まって、多彩な講師が研修をお届けする安定感のある彩りゆたかな研修チームをつくっていきたいんです。
だから今後展開していきたいこととしては、そもそも企業から研修ってなくなるものではないんだけど、変化し続けないといけないものでもあるので、時代に合わせて色濃くプログラムを開発して提供したり、人材育成についてどんどん発信する、そういった研修の専門チーム、僕の言葉で言うと研修講師版アイドル(チーム)をつくっていきたい。僕も研修に登壇している日々ではありますが、どちらかというとプロデュースの方が得意ではあるので、登壇しつつ、いずれはプロデュースに専念できるような日々が来ることを楽しみにしています!
(おしまい&次回につづく)