【FXあるある】買うと下がる&売ると上がる。対処法は?
以前にもこのテーマでブログを書いたり、YouTubeにもアップしたのですが、今回改めて、多くのFXトレーダーが経験する「買うと下がる」「売ると上がる」という現象について考察してみます。
こんな現象に悩んだことはありませんか?
自分が買ったら下がる自分が売ったら上がる。何年やっていても、この現象に遭遇します。
実は、この現象には明確な原因があるのではないかと考えています。
誰かが見ているじゃないかってくらい逆に動く
「自分が買った瞬間に価格が下がる」「売った瞬間に価格が上がる」、この減少に遭遇すると、「誰かが監視していて、自分のエントリーの逆方向に動かしているんじゃないか」って思いますよね。それくらい逆になってしまいます。
私もそうですが、これは多くのトレーダーが経験する一般的な現象です。私もFXを始めた当初、この問題にかなり悩まされました。今でもこのような状況に遭遇すると、「またかよ!」って思います。値動きの特性を理解すると、その原因が見えてくるので、冷静にいられると思います。
値動きの特性と特徴を知る
FX、株、仮想通貨などの市場では、価格は常に上昇と下落を繰り返しています。例えば、ドル円が150円から160円に上昇する過程でも、値動きは一方向に一直線ではなく、階段状にジグザグ上がったり下がったりしながら進みます。
こういう値動きを「うねり」とも呼びます。ちなみに御存知の通り、上昇中の一時的な下落を「押し目」、下落中の一時的な上昇を「戻り」といいます。
「買うと下がる」「売ると上がる」という現象に遭遇するときは、このうねりや押し目・戻りと関係していると思っています。
上昇局面で押し目に入る少し手前の箇所で買うと、押し目が発生したときに価格が一時的に下がるため、「買うと下がる」と感じるのです。
売りも同じです。
FXは恐怖心との戦いでもある
誰もが損失を避けたいと考えますし、できるだけ勝率を上げたいと思うのは自然なことです。
しかし、FXでは勝率100%はあり得ません。トレードには勝ちと負けがつきものです。トータルで勝てばよいというのが昔から言われていることですね。
しかし確実に勝ちたいという気持ちが強すぎると、エントリーのタイミングが遅れがちになりませんか?
その結果、上昇しきったところで買い、下落しきったところで売ってしまいます。すると上昇しきったところだから、その後は下がるわけですね。そうやって「買うと下がる」「売ると上がる」という現象に遭遇します。
この現象に遭遇してしまう背景には、損失を恐れる気持ちがあると考えられます。もちろん私もそうでしたし、今でも恐怖心があります。
FXに対する恐怖心の克服方法
恐怖心を克服するには、反復練習と自分なりの根拠を持つことが大事だと私は思っています。やはりまずは、小さいロット数でエントリーを試みることが有効だと思います。
その上で私が提案する方法は「逆張り風順張り」です。
この手法がそれに当たりますhttps://note.com/kazuemonfx/n/na27847c7e646
これは、大きな流れに沿ってエントリーしつつ、エントリーポイントでは逆張りの意識を持つ手法です。
例えば、移動平均線の上で価格が推移している場合、それを上昇と判断しつつ、価格が下落してくるのを待ちます。そして、下落したところで逆張りの買いエントリーを行うのです。
この手法を繰り返すことで、押し目や戻り目でのエントリーが身につき、恐怖心を克服できるでしょう。
この記事を通じて、「買うと下がる」「売ると上がる」という現象の原因と対策について理解していただけたら幸いです。
もちろん個人の見解ですので、ご了承くださいね。