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読書を仕事に活かす6つの行動

本はもっぱら図書館派の私ですが、皆さんは購入派でしょうか?
まぁまぁ本を読む俺としては読んだ本を家に置いておくと結構邪魔なので本棚ではなく頭に入れておきたいです。
ここ数年流行りのシェアリングエコノミーの元祖とも言える図書館の魅力はまた別の機会にくどくどと語りたいと思いますが、今回は、読書内容を記憶に残し、ちゃんと活用できる知恵として定着させる方法をご紹介します。


1. 目的の明確化

その読書を通じ「何を得たいのか」をハッキリさせましょう。見えるようにメモっておくと良いです。
仕事に活かすような本を読むからには何かしらの目的があってその本に辿り着いたはずです。それを念頭に置いて読書することで、自分にとって必要な情報の取捨選択ができるようになります。

本って、全ての文章が役立つわけでなく、結構無駄話や同じことの繰り返しが詰まっています。俺のこのnoteなんて大事な部分をギュってしたら多分7~8行に収まると思います。
「何か得られるものがあるんじゃないか?」とつい全部読んじゃうけど大抵頭には残らずその時間はおじゃんになります。

2. 概要の把握

1から10まで順序通りにしっかりと読み進めるのではなく、事前に主張とオチ/結論をざっくり把握してると良いです。
情報収集において事前にこれらがハッキリしてるかしてないかでは、理解度が全然違います。

これは、映画のネタバレを見てから鑑賞すると深く理解できるのと同じです。ストーリー展開やオチ、登場人物を知っていると、各シーンの持つ意味や細かい仕掛けも理解できるようになるはずです。
映画はオチを初めに知ったら面白くないけど、ビジネス書はオチから入るとより効果的です。
タイトルや帯、目次、『はじめに』『おわりに/あとがき』あたりから主張と結論を把握しましょう。

3. 食い気味に読む

「前のめりに読む」とか「能動的に読む」とかそんなニュアンスです。
具体的には「なんで?」と疑問を抱きながら読んだり「本当にそうか?」と疑ってかかったりすることです。

これは学校の授業に置き換えると大変わかりやすいです。
一方通行の授業の内容は、マジで何も残らないという経験はありませんか?
思考回路停止状態でひたすらインプットを続けても記憶には定着しないということは皆さんも体験しているはず。

4. 要約してみる

読んだ内容を自分なりに要約してみましょう。
その際、短くスッキリ、端的に表現するように心がけます。さらに自分の言葉で要約することがポイントです。かっこつけてそれっぽい表現をする必要はありません。

簡潔に自分の言葉で説明できるということは、内容を理解をしている状態です。理解しているつもりから脱却するために実際に要約をおこなってみましょう。

5. 関連書籍を読む

同じトピックを扱う本を複数読むと良いです。
それにより、別の視点を得ることができ、思考が偏ることを避けたり、理解を深めたりすることに繋がります。

あとは複数の本を読んでると、どの本も大体同じことを言っていることが多々あります。それがそのトピックにおいて「重要度が高いこと=真理」なのだと気づくこともあるでしょう。

6. 感想や意見をアウトプットする

以前noteで「学びにおいてインプットとアウトプットはセットで行うべき」という記事を書きましたが、インプットの最後の仕上げはアウトプットです。
人様に見せる形でアウトプットをする過程には、「情報整理」「理解」「熟考」「表現」など頭に定着するプロセスがたっぷり詰まっています。

また、情報を単純に横流しにするのでなく自分なりの視点や意見を盛り込むことで本から得た知識がワンランク上のものとなる期待も大です。

まとめ

時間と金をかける読書を無駄にしないためにも、しっかりと内容を吸収し定着させ、仕事なりなんなりにバッチリ活かしましょう。
記事に掲載した内容は、こちらの書籍にもっといい感じに載ってます。

「できる/できない」は大抵「やるか/やらないか」に依存します。
学んだことを律儀に実行に移すかが運命の分かれ道となるでしょう。

仕事と言いえば私は生意気にも会社を経営しています。
https://www.kop.co.jp/
本の虫の私が本から詰め込んだ知識をふんだんに活かしたウェブコンティングを提供する会社ですのでよかったらお仕事下さい。

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