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快適な環境は時に障害になる

緊急事態宣言が延長になって少し経ちますが、私も在宅の時間がとても増えています。

また、コロナの影響を考えると子供を外に連れ出すのもちょっと......と思い、外へ遊びに行くこともごく限られてしまっています。

そのため、必然的に家族全員が家にいる時間が多くなっています。

普段に比べて家に家族全員が揃っている時間が長いため、それはそれで幸せなのですが、快適で安心できる環境だからこそ、気をつけなければいけないなとも感じました。


一番に思うことは、快適な環境は仕事の妨げにもなりうるということです。

人によっては、在宅で家族がいる環境でも仕事ができる方もいると思います。

しかし私はそこまで意思が強くないので、くつろげる空間だと気が緩みがちです。

特に子供がいると、子供の相手をすることもあり、また子供の遊び声が気になったりで、その度に集中が削がれたりもあると思います。


だからこそ、時には快適な環境を離れて集中できる環境に身を置いたり、または志を同じくする人たちと物理的に一緒にいる時間を取ることが大事だと思います。

テレワークが主流になりつつある現在ですが、物理的に一緒にいるからこそ伝わる熱量や想いは必ずあると思います。

在宅勤務を否定するわけではありませんが、職場などで出勤を求められるのは、そうした場を共有することで意識を仕事や目標に向ける意味もあるのではないでしょうか。


部活においても、強豪校は部員専用の寮を持っていたりもします。

合宿などで仲間と共に過ごし、練習を共にするからこそ生まれる一体感や競争意識もあるでしょう。


心身ともに本当にリラックスして安らげる空間は大事です。

しかしそれに甘えて止まっているだけではいけないと思います。


居心地が悪く、しかし目標に対して最適な環境に身を置くこと。

自分を前進させてステージを上げるためには、それが必須です。

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