「叱らない子育て・育児」の結果は?
こんにちは!一人(カズヒト)です。
今日は、我が家でも行っている"叱らない育児"についてまとめてみました。"幸せパパ"と言ってる以上、ハッピー育児がいいですから!
"叱らない育児"って、結構賛否両論あるんですよね。僕は、この3年間の結果というか、経過としては大賛成派です。もし、僕と同じように、これから子育てが始まったり、子育てしながら迷ったり悩んだりしている、パパさんママさんが、この記事を読んでくれたら、少しでもお悩み解決やそのヒントになればと思い、記事にしてみました。
叱らない育児とは?
"叱る"という方法を使わずに、子育てをする事です?(そりゃそうだ)
ポイントとしては、
・否定しないで 理想に導くこと
・いつも笑顔でいること
・褒める時は おもいっきりほめること
といったところでしょうか。メディアでもよく見かける、尾木ママ こと 尾木直樹さんをはじめ、教育関係の方でも、おすすめされている方の多い"育児論" "子育て論"ですね。
"叱らない育児"の目的
叱らない育児について検討されたり、興味のある方は、恐らく同じ気持ちだと思いますが、言葉にするとこんな感じではないでしょうか?
我が子に、自己肯定感を与える事で、自分に自信を持ち、自分の想いや考えをちゃんと主張出来る人になって欲しい
つまり、
「素直に自分を表現する子になって欲しい!」
そうする事で、伸び伸びと得意分野を確立し、自分を認める(肯定する)事と同じく、他者を認められる人間になって欲しい。
という事だと思います。
叱らない育児のデメリット
ネットで、「叱らない育児」を検索すると、方法や参考にする本・叱らない育児のメリットなど、ポジティブな記事と同じかそれ以上に見つかるのが、下の記事のようなネガティブな面です。
他にも、芸能人の方の子育ての様子や持論に対しての批判などもみられますが、主に挙げられる批判のポイントは、以下の3つくらいだと思います。
・忍耐力のない子に育つ
・協調性のない子に育つ
・我儘に育ち 周りに迷惑をかける
僕の考えとしては、これは2つの勘違いがありそうです。
①親の勘違い「叱らない子育て=教えない」 はNG!
単に甘やかして、善悪の判断がつかない人間や、我慢や努力をしない人間にすることが、叱らない育児の目的では無いと思います。(そう思っている親もいないと思いますが)
一方で、そんなつもりはなくても、結果としてただ甘やかしてしまう事はありそうです。
叱らない事は、決して親が楽をすること事ではないと、僕は思います。子供のやる事に対して、叱ったり否定したりと口を出さない事の替わりに、親に求められることって、傍で見守っている事だと思うんです。
誰かに迷惑が掛かる様な事、例えば、靴を履いたまま椅子に上がってしまった時に、「だめ!」と怒るのではなく「靴のまま上がったら、椅子が汚れちゃうよ。」と教えてあげたり、「お靴を履いたまま、椅子に上がってもいいんだっけ?」と考えさせる言い方をすると言うこと。
見て見ぬフリをする事や、親が子供に教える事を放棄する事が"叱らない子育て"が目指すところではないと思うけどですが、どうも、批判されている親の行動や、僕が目にして違和感のある親の対応は、教えの放棄のようですね。当然、これは、間違った育児法だと思います。
②周りの大人の勘違い 「出来ていない事を "叱らない育児が原因"」と紐付け過ぎ!
忍耐力がない、協調性がない、打たれ弱い、わがまま、そんなの、大人だって沢山いませんか?
僕も娘と出かけると、当然、他の親子の姿を目にする事 沢山ありますけど、すごく子供を怒っているお母さんのかたわらで、わがままに振る舞って 周りに迷惑かけてる子なんて、沢山います。怒る事を否定する訳ではないですが、よく怒る親の子が、周りに迷惑かけない子になってるとも言い難いと思いませんか?
「親の顔が見てみたい」なんて言葉、昔からありますけど、そもそも、個性ってある訳で、先に行った様な、何かが不足している大人も沢山いるんですから、それを、"育児方法のせい"と帰属させる事自体、ナンセンスだと思うんです。
ちなみに、この記事書こうと、ネットで関連キーワードで色々ググッてたら、知恵袋で、
全てとは言いませんが、中学生、遅くとも高校生辺りになると、
それなりに年齢相応の社会性を身に付けることが殆どでした。話を聞くと、相変わらずお家では我儘なところもあるようですが、少なくとも家庭外では標準的なお子さんです。
おそらく、家庭外で過ごす時間が増えるのに比例して、自分自身の力で必要な社会性を身に付けていったのだと思います。
※抜粋
という投稿を見つけて、「そうだよね!」と共感した訳です。もちろん、「だから、親は別に厳しくせず、甘やしててもいいんだ」とは全く思ってないですけどね。
大切なのは 親が子供に向き合う事
"叱らない育児"だろうが、反対に"叱る育児"だろうが、大事なのは、親が自分の発言や行動一つに対して、「言ったら終わり」「やったら終わり」ではなく、ちゃんと子供に想いが伝わってるか、見届ける事だと思うんです。
公園で時々見かける光景で、自分のお子さんに目もくれず、ママ共達とのおしゃべりに夢中になってるお母さんが、何か(例えば、大きな物音や、誰かが泣き出したり)をきっかけに子供の方に目を向けて、「ダメでしょ!」と怒鳴りつける、というものがあります。
これ、もちろん"叱る育児"ですけど、これでいいの?と思います。
"叱る"事も、体力使うと思いますが、"叱らない"事も、本当は結構大変。
一時も、子供から目を離さず、危険(我が子だけでなく 周りの子に対しても)が起きそうなら、すぐそばに寄って回避させる。
その時に、強い言葉を使うかどうかの差であって、"叱らない"方法で、子供を導いてあげる事が、育児なんですよね、本当は。
「叱らない事で 萎縮せず のびのびと "人間"を育てる」
では、僕がなぜ、"叱らない子育て"を選択するかと言えば、これに限ります。
ウチの娘は、まだ3歳。当たり前に、知らない事、出来ない事なんて、親に比べたら沢山あって当然。体だって、めちゃくちゃ小さい。
そんな子に、力で迫ったら、黙らせる事なんで簡単ですから。"ニンゲン"て生き物は、他の生き物に比べて育児期間めっちゃ長いですもん。親がいなければ生きていけない期間が長いって事です。
「親が自分の事を捨てたら生きていけない」絶対、本能的に知ってますからね。怒られれば、納得しようがしまいが、いう事聴くに決まってると思うんです。
でも、萎縮させて親のいう事聴かせる事が子供の成長だとは、どうも思えない。それよりも、自己肯定感をちゃんと与えながら、そばで丁寧に"良い事""悪い事"を教えてあげたい。
そうして、成熟した "人間"となる様に育て、一人立ちさせてあげたいんです。
3歳までは 叱らず 愛情表現たっぷりで接する
3歳になって、生意気も言うようになってきました。というより、やっと、会話らしいお話が出来る様になってくるんです。
でも、親の言葉を完全に理解するのなんてまだ先です。仮に、理解したとしても、身体の発達だって追いついていないから、教えられた通りを再現する事も難しい。それが、子供なんですよね。
それよりも、自由気ままに、言ったりやったりしてくれないと、「この子は何を理解していて、何を理解してないのか?」「何が出来て、何が出来ないのか?」「何は興味があって、何にはあまり興味がないのか?」そうゆう事が、一切分からないことの方が怖いです。
「3つ子の魂 百まで」が本当なら、3歳までは、ぜひ愛情たっぷり育てたい。親の顔色なんて見ずに、自分の思うがままに発言・行動出来る子にしてあげたい。
間違いは正してあげる事・直してあげる事が出来ます。足りない事に対しては、与えてあげる事は出来ますが、何が足りないか分からないと、与える事もできません。
今の所、ウチの娘は、いつもニコニコして 自由に自分の気持ちを表現し、自由に したい事をしようとします。それで良いんだと思うんです。そこから、必要な事をもっと足して行けばいいんですから。むしろ、ちょっと自慢です。
叱らずにやってきた 5つの事
・とにかく沢山のハグ
・「ありがとう」「大好きだよ」を沢山伝える
・ダメな事しそうになったら ダメと言わず 「こっちの方が楽しそうだよ!」と導く
・いつも ニコニコ笑顔で接する
・人との接し方を教える時は "叱る"ではなく対等に"喧嘩する"
これが、"叱らない"代りにやってきた事です。
対等に喧嘩するというのは、親として叱るというより、「他の人も、これをされたら嫌だと思うんだよ」を伝える方法として、「パパ、それは嫌だよ」と伝えるということです。「してはいけません」ではなく、「嫌だから、しないでね。」への言い換えという感じですね。
3歳時での結果として、娘は
・いつもニコニコ
・おしゃべり大好き
・「パパ(ママ) ありがとう!」「大好きだよ」と求めなくても言ってくれる
・わがままめっちゃ言う
という感じに育ってます。ちなみに、「わがままめっちゃ言う」について、もし違和感を感じられた方がいたら、ちよっと想像してみてください。「わがまま言わない3歳児、怖くないですか?」
叱らない育児の本
僕が読んだのは、こちら。
あと、こちらのリンク先で、沢山本がご紹介されてるので、興味ある方は、こちらのレビューも参考にされては?と思います。
どちらかというと、本を読む意味は、ちょっとした方法論(怒りたくなる時に どんな風に言い換えるか?)の参考にしたり、「叱らない子育て」がブレそうになったり、自信をなくした時に読んだら良いかな、と思います。
でも、一番大事なのは、自分の子供の顔つきや表情、ちょっとした行動に現れるサインに気付ける様に、我が子をちゃんと見守る・常に観察する事だと思います。
〈まとめ〉
・叱らない子育てはおすすめの育児法
・叱らない=教えない ではない
・常に子供に目を向けよう!
・3歳位までは とにかく愛情たっぷり育てよう!
とはいえ、我が家の子育てもまだまだ先は長いので、僕も、初心忘れず目的を失わず、ちゃんと親業を頑張っていこうと思います!
現在の我が家は、今のところハッピーオーラが漂いまくってると思います!笑
そうすると、自然と娘も明るくハッピーな表情してますので、そんな娘を見てこちらも笑顔に!という、ハッピーオーラのループになってますよ!
どなたかの参考になれば、嬉しいです。