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vol1.そうだ、オーロラ見に行こう🇫🇮
九州出身、おそらく寒さ耐性低めであることから長らく見送っていたオーロラを見るべく、北極点を超えてフィンランドにオーロラを見に行ってきました。コロナの影響もあり、日本語でも英語でもなかなか最新の情報収集に困ったため、何回かに分けてnoteを残しておこうと思います。
結論ナショジオみたいな強めのオーロラを見ることができました!
現状の予定では以下の順でお話をしていく予定です。今回は①について。
旅行記①出国編←今回はこれ
旅行記②ロヴァニエミDay1 街歩きとオーロラハント
旅行記④ロヴァニエミDay3 街歩きとチケットを買いに
旅行記⑤ロヴァニエミDay3.5 サンタクロースエクスプレス
旅行記⑥ヘルシンキから帰国編 (iittala / marimekko / 聖堂 / ミシュラン獲得レストラン / エストニアなど)
なぜ突然オーロラを見に行ったの?
昨年タイに行ったのですが、パスポートを取得して早8年、初めて海外に行った時のような驚きや感動をなかなか味わえなくなっていました。そこで白羽の矢を立てたのがオーロラ。自然現象で、そもそも見れるのかどうかもわからない。日本では見ることのできない自然の偉大さを感じることで、もう一度初めて海外に行った時のような感動を味わえるのではないという期待からでした。
事前に知っておきたいこと
よく言いますが、オーロラを見れる確証はありません。今回の旅行では結果的に私たちはかなり強いオーロラを見ることはできましたが、同日にロヴァニエミというフィンランドから約800km北に行った都市に滞在している人たちの多くは見られていませんでした。
今回我々は最初2泊のホテルを確保、見れるまでロヴァニエミに滞在する気でいましたが、オーロラを見たい人たちはそのくらいの覚悟があってもいいかもしれません。日数は本当にあればあるだけいい!加えて本当はロヴァニエミに行くまでに夜行列車を使う案もありましたが、北極圏で過ごす夜の数を増やすために早朝のフライトでロヴァニエミに入ったことは我ながら素晴らしい判断でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713159290431-Oh0GKv9l0M.jpg?width=1200)
オーロラを見るための3つの要素が太陽フレア (K値で表される) / 天気 (雲の上にオーロラは出てくるので、曇っているとあまり見えない) / 他の光源による汚染がないことです。余程強ければ他の光源があっても多少見えるようですが、非常に稀なようです。事前にインスタで見た話と違うぞ。
以下のアプリでエリアごとのオーロラ観測予想値や、雲の状況などを確認することができます。
ホテルを出たらオーロラがすぐ見える!なんてことも聞きますが、少なくとも今回の滞在ではその片鱗を感じることはできませんでした。基本的にはオーロラを見ることができる北極圏に滞在する上で、オーロラを見るための準備を別途行うべきです。
そこでお勧めするのが、オーロラハントツアーです。
ツアーを探すと、スノーシューをしながらオーロラをみよう!犬ぞり / トナカイそりをしながらオーロラ!なんていう魅力的なツアーがたくさんありますが、絶対にオーロラハントに特化したものを選んでください。私たちが今回見ることができたのは、オーロラハントありきだったと自信を持って言えます。
アクティビティとセットになっているオーロラツアーと、オーロラハントに特化したものは一体何が違うのか。オーロラを見るための移動の柔軟性、これに尽きます。他のアクティビティとセットの場合、行き先はアクティビティに依存しますがオーロラハントの場合は今回の場合であればK値が強く、かつ曇りを作り出す雲たちの合間を縫うような場所に連れて行ってもらうことも可能です。
今回使った旅行会社
safariticaさんマジでありがとう……私たちが選んだツアーはAurora hunting photo tour。たまたまですが日本語のわかる添乗員さんもいらっしゃってかなり快適に過ごせました!
具体的なツアー内容についても共有します
20:30 会社に集合
必要な人はウェア / シューズの貸し出しが含まれているので着替え
約30人が大型の観光バスに乗って、北に1時間半バスで走る
このツアーでは30分ほど北に行った後、曇りが晴れなかったことフレアが強かったことからさらに1時間北上することに
3月という時期もあって、おそらく-10℃行かないくらいの気温だったのではと思う
湖のほとりまで行って誘導されたと思ったら、凍った湖の上を歩いているという新しい体験ができた!
25:30ごろ帰宅
服装について
散々色々な人が言及していますが一応。
ズボズボに足がハマるので雪に耐えられる靴を履くのが一番のポイント。合わせてボトムスも対応したものがお勧め。足首に雪が触れようものなら大騒ぎ間違いありません。
オーロラが見えたのでドーパミンでハイテンションでしたが、それでも手は本当によく冷える。カイロは2個くらい持っておいた方がいいし、本当は携帯が触れる手袋を2枚重ねにするべき。でも一応雪山用の手袋で-10℃はぎりぎり耐えられる (耐えられない)
オーロラウォッチングの感想
オーロラを見れたのは本当に価値のある経験でした。驚いたこととしては、肉眼よりもスマホを通したほうがよく見えるということ。そもそものオーロラのパワーが強かったため、最初はぼやぼやしていた緑の光はみるみるうちに強くなっていきました。
またカメラについてですが、私が使っているのはiPhone 12 miniですが、それでもナイトモードとタイムラプスで十分見ることが可能でした。実はこれに合わせてOsmo Action4を買っていたのですが、カメラ素人が突然扱うにはやや難しかったというのが正直なところです。何も映らなかった。。スマートフォンのナイトモードだけは設定の仕方を絶対に抑えておきましょう。
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見えている最中も、帰ってきた今であってもどちらもどこか夢心地の経験でした。肉眼でこんなものが見えるのかという驚き、合わせて自然がこんなものを冬の間は高頻度で作り出しているのかという神秘性への驚き。非常貴重な体験でした。人生で一度はみたい景色、ぜひ機会があればフィンランドへ足を運んでみてください!
2024年はフレアが強く例年に比べてオーロラが見えやすいとか。もし皆さんがフィンランドにオーロラを見に行く際の情報収集として何かお手伝いできていれば幸いです。良い旅を!
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