意思を強くするためには、「選択肢を減らす」ことが重要である
こんにちは。
かず(@kazu_1247)です。
いま、『QUEST』という本を読んでいるので、そこで学んだことを読みながら書いていきます。
今日の学びは、
・意思の強い人は「選択肢を少なく」していること
・先送りしようがないほど、小さな行動を考えること
・うまくいっていない時は、どこの階層がうまくいっていないかを把握すること
です。
意思が強い人は、「選択肢を少なく」している
私たちの脳の中には、理性の脳とトカゲの脳があるといいます。
理性の脳は「思考、判断、編集」などの知的活動ができますが、トカゲの脳は目の前で起こった刺激に対してただ反応することしかできません。
疲れてる時に行き違いがあったり、大事なことを忘れたり、「ちょっとした面倒なこと」が起きただけで急に感情的になったり、誤った決断をしたり、無駄な行動を繰り返したりする。
これは理性の方が停止して、トカゲの脳が活性化している状態だと言えます。
トカゲの脳を起こさないためには、一定以上の「自制心」が必要です。
自制心はいわば「脳の体力」のようなもので、1日の量に限りがあります。
量があるので使えば減ります。
自制心が消耗するのは、何かを「選択する時」だといいます。
一日の中で、何かを選択する回数が多すぎるとすぐに自制心は消耗されてしまいます。
そこで、自制心を保つためには、日常で選択する回数を減らせばよいということになります。
意思が強く見える人は、実は「選択肢を減らす」ことに長けているだけだといいます。
自分は今、何をやるべきで、何をやるべきではないか、何をしたいか、何をしたくないか、その瞬間瞬間に判断する準備ができているのです。
2ちゃんねるの生みの親であるひろゆきさんも同じようなこと言っていたのを思い出しました。
例えば、レストランでは一番安いメニューをまずは選び、それが嫌だったら次に安いメニューを選ぶ。このように、「こういう時は、こうしておこう」と自分の中でルールを決めておけば、日常での選択肢が減らせるのではと思いました。
こんなふうに、どんな場面でもこうするを瞬時に判断できるのは、人生を有利に進めていく上でとても大事なことだといいます。
先送りしようがないほど、小さな行動を考える
目の前の「やらなきゃ」をどのように捉えればよいのでしょうか。
どうすれば「惰性のモード」ではなく「意思のモード」にできるのでしょうか。
それは、「次にやることをはっきりした状態にしている」ことです。
この場合のはっきりした状態というのは、
「簡単」で「分かりやすく」
するということです。
例えば、「ジョギングをする」よりも「明日ベッドから出たらジョギングウェアに着替える」と表現した方がすぐにイメージができてその行動に移りやすくなるでしょう。
また「報告書を作成する」というよりも「”報告書”というフォルダーの中にある前回のテンプレートを開く」や「報告書のテーマをとりあえず1行書く」と表現した方が自分に対して親切です。
このように、やるべきことを細く分解し、最初に何をするのかを分かりやすくしておくことが重要みたいですね。
どこの階層がうまくいっていないかを把握しておく
「やろう」「やらなきゃ」には優先順位もあると言います。
1番目は、「健康状態」を正常にすることです。
2番目は、 「感情の状態」を正常にすることです。
3番目は、「人間関係」を正常にすることです。
4番目は、「時間の使い方」を改善することです。
5番目は、「仕事・家庭」を改善することです。
6番目は、「家計」を改善することです。
7番目は、「自己実現と社会貢献」です。
このように「やろう」「やらなきゃ」と思うことは、下の階層にあることほど優先してやるべきだといいます。
なぜなら、下の階層の状態によってそれより上のすべての階層が影響を受けるからです。
仕事で結果を出そうにも、寝不足で健康状態が良くなかったり、恋人とうまくいっていないと、生産性が下がることは感覚的にもわかることでしょう。
何かがうまくいかない時、その下の階層を見直してみると、もしかしたら新しい気づきがあるのかもしれません。
だからこそ、下の階層に気を遣うことはとても大事だと思います。
今回はこれで終わりにします。
僕は、日常でのマイルールを設定することで、余計な選択肢を減らしていこうと思いました。
とりあえず、まだ先だけど次回の美容院はすでにスケジュールにぶち込みました。
いつも「いつ髪切ろうかな?そろそろかな?空いている日はいつだ?」とか考えたりする時間や労力が無駄だと思っていたので。
それではまた。
Written by かず(@kazu_1247)
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