行き先は今日も港
今日も相変わらず波しぶきは止まなくて
風はどこへやらと吹くんだ
何もない日なんて一つもありはしないんだ
似てるなんてことも本当はないのに
港には大漁と掲げられた幕がチラホラ
恵みに今日もありつけるだけで
本当は幸せなのに
いつしか乱れていくんだ
森に迷ったように
今日も続く商いは止まなくて
風に翻弄されていくんだ
ピラミッドに何も意味はないんだ
人間の我儘に翻弄される自然
我慢に限界があるというのなら
耳を傾けてみよう
人間の欲望は所詮
情報操作なんだ
踊らされてるんだ
それは港でも同じことなんだ
伝わった歴史を疑うことから
始まった
それすらも忘れてしまったのだろうか?