少年時代
砂遊びから始まり
ジャングルジムにむやみやたらと
登った日々
メリットなんて言葉を考えたこと
そんなもの一度もなかった
心から好きだと
素直に好きだと
あのときの感覚を忘れないでいたい
大人のクレバーさを憎みたい
染まりつつある自分を憎みたい
積木遊びに勤しんだ日々
懐かしいな
今はしないけど
シンプルに喜びたい
泥遊びは好きだった
三角関係を好む大人には
近づきたくはい
偉い奴らは
僕には無縁だ
少年時代に感じたものを
大切にしたい
大人には慣れたくはない
新しい絵を書き続けたい
真っ白の大きな紙に
毎日1枚好きな絵をあの紙に
書いてやる