Wind Voice

霧が生きてる世界

止まぬ声は雨となり

積もり積もった石は

大地を覆いつくすだろう

スピードは一歩間違えれば

暴走なんだ

嘘か本当か

それさえも氾濫した泥水のように

分かりあえない

街に風が透き通る日まで

どれくらいかかるだろうか?

果てしない夢は好きだけど

見えない空は好きじゃない

湧いた火が

止まらないように

いつまでも灯せるように

するだけなんだ

あの時はあるはずだったなんて

言いたくないから




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