<読書>太陽のパスタ、豆のスープ
おいしそうな題名と、かわいいデザインの限定カバーに魅かれて購入しました。
・太陽のパスタ、豆のスープ 著者:宮下奈都
婚約者に突然別れを告げられたあすわ。
混乱するあすわに、叔母のロッカはドリフターズ・リスト(やりたいことリスト)を書かせ、それを実現するよう促します。
あすわは、やりたいことを体験します。体験しながら、本当に自分がやりたいことに近づいていきます。ドリフターズ・リストの内容も、消したり、追加したりしていきます。あすわは、迷いながらも、これからの自分の生き方を探します。
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自分がどうしたらいいのか分からないくらい落ち込んでいるとき、迷いから抜け出せない時は、ドリフターズ・リストを作ってみるのもいいのかもしれません。そして、行動することで、あすわのように、次の生き方が見えてくるかもしれません。
また、このストーリーに登場する、あすわに関わる人たちの生き方も興味深いです。叔母のロッカさん、幼なじみの京、会社の同僚の郁ちゃん、エステティシャンの桜井さん、あすわの家族や会社の上司等々、個性的で、魅力的な人が描かれています。
人それぞれ、いろいろな生き方があることを、改めて感じます。
そして、励まされます。
自分の生きたいように生きていいし、自分のやりたいことを探していいと。
元気がない時に、読んで欲しい本です。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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