はじめに
以前、メルプの起業の振り返りに関する記事で、創業者株主間契約について記載した。
創業者同士で熱量が未来永劫同じで続くとは限らないので、「創業時点で」創業株主間契約は結んでおく必要がある。もし創業時点で結んでいない場合は、その時点で結んでおく必要がある。
今回は、実際に、創業者株主間契約をChatGPTを活用しながら作成する方法を記載したいと思う。
AZXの雛形をダウンロード
AZXという、スタートアップに特化して、法務、税務、会計、労務、特許などの幅広い分野のサポートをしている企業のページにありがたいことに、創業株主間契約の雛形があるので、まずはこちらをPDFでダウンロードする。
ChatGPTを用いて、雛形を修正
そして、ChatGPTに下記のプロンプトを投げてみる。
そうすると、下記のような感じで、べスティング条項を追加してくれた。
ベスティング条項をアレンジしたい場合
たとえば、下記のようなプロンプトを投げてみる
もちろんです。1年間すでに一緒に働いている分を考慮し、その分は契約時点で即座にベストされるようにします。また、クリフ後のベスティングを年単位から月単位に変更することも可能です。以下に修正した契約書の該当部分を示します。
アクセラレーション条項を追加したい場合
下記のプロンプトを投げてみる。
続きは、こちらで記載しています。