【メルプのリアル】第9話:飛び込み営業したら、まずは専門医取れと言われ、、、
第8話はこちら
飛び込み営業をしたところ
医療機関への飛び込み営業の難しさ
さて、医療特化のテレアポ業者に頼むも、1件も成約に至らなかったわけですが、同時に飛び込み営業も行っていました。
やっぱりダメでしたね。
テレアポと同様、基本的には医療機関側ですでに、営業お断りがマニュアル化されているので、受付の時点でお断りされてしまいました。あと、受付の方にサービスの説明含めて要件を1言2言で伝えなければならず
「WEB問診サービスを開発しているフリクシーの吉永です」
と伝えても、
「WEB問診?ってなんですか?」
となり、新しい概念のサービスを、院長先生ならまだしも、受付スタッフの方に一言で伝えて、内容を理解してもらって、院長先生に繋げてもらうのは至難の技だと痛感しました。
あと、患者さんが待合室で待っていて、診察も同時進行で行われている中で、受付で営業の話をするわけで、気が引けました。
とはいえ、クリニックの場合、だいたい営業時間終了の30分くらい前に受付終了になるので(その後も診察が長引いて待合室に待っている患者さんはいる)、そもそも患者さんが全くいない状態で受付の方に営業要件を伝えることはできず、営業終了間際を狙っても、「すでに受付は終了しました」と言われてしまうので、タイミング的にも非常に難しいということも学びました。
雨の日の営業を見て片岡がフルコミットに
色々と試行錯誤しながら、飛び込み営業もしていたわけですが、一つ嬉しい誤算?もありました。
と考え、当時は土日のみ副業的に手伝っていた片岡に
と伝えて、土砂降りの大雨の中、飛び込み営業し始めました。
他の都心部もそうですが、東京駅周辺もクリニックの激戦区で、ワンブロック歩かないうちに、5,6軒のクリニックがひしめき合っている感じなので、営業効率的にも良いと考え、午前中で30件くらい回りました。
結果的には1,2件、話を聞いていただけたものの、(うーん。。)という反応で次の商談には結び付かなかったのですが、この時の様子が片岡の脳裏には焼き付かれたようで
と感じたらしく、その後に私から、フルコミットのお願いをした時に快諾するきっかけになったとのことでした。
ちなみに、当時は、下記のA4 1枚両面のパンフレットを作成して、飛び込み営業していました。合計で100件くらい回ったと思います。
結局、飛び込み営業は100件回って成約0だったので、飛び込み営業単体で見ると無駄に終わったと言えるのですが、片岡がフルコミットするきっかけになり、全体で見ればお釣りが来てあまりある結果になりました。
ですので、一見無駄と思えることも、やってみると、別のところで良い方向に結びつくことがあるというのも学びました。
まずは、専門医を取れと言われ
飛び込み営業の際の、今でもよく覚えている懐かしいエピソードがあります。クリニック経営で有名な某先生のところにアポが取れたので
と思い、意気揚々とクリニックを訪問してプレゼンしました。歯に衣着せぬタイプの先生であることは、元々分かっていたので、ドキドキだったのですが、プレゼンを終えた後に
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