春が来る、その時まで。
「冬来たりなば、春遠からじ」
最近本を読んでいて出会ったこの言葉が頭から離れない。
冬は厳しいものだけど、春はすぐ隣。
人生の厳しい時間はずっと続くわけではない。
すぐ隣には希望に溢れた未来がある。
だからこそ、厳しい現実を直視する。向き合う。苦難困難に立ち向かった分だけ成長できるから。
希望に溢れた未来を信じること、イメージすることも大事だけど、そこに辿りつくためには行動しなければならない。行動の先にその景色があるはずなのに、未来を想像するばかりで現在の状況を見ようとしない。それでは望むような未来は手に入らない。
現実が苦しくても、苦しみながらしっかりともがくこと。そこから逃げないこと。
そうして苦しみながらも今を生きた時間が、やがて未来を創り上げるし、自信、強みになるから。
だからやり続けるんだ。
そして創り上げた時にはその未来は現在となり、またその時の「いま」を生き抜いていく。
だから、苦しい時間は「成長期」であって、うまくやり過ごそうとか、時間が解決してくれるまで待つとかは、俺の中では違うと思っている。
人生は「今、この瞬間」の連続である。
今、この瞬間の連続。じゃあその今、何をすれば良いのか。すぐには望むような結果は出ないしすぐには人は変われない。
目を向けるべきは行動。なぜなら、行動はコントロールできるから。
でも、その行動によって引き起こされる結果はコントロールできない。
だから、コントロールできないことにとらわれすぎると「今この瞬間」に目を向けづらくなる。
いかに自分の目的を達成するために「選ぶべき選択肢を選び、それをやりきること」ができるか。これが大事だと思う。
誰にでも、辛く厳しい時間は訪れる。
辛い時は誰にだってある。誰もが困難に押しつぶされそうになる。
でも、壁にぶつかるのは前に進んでいる証拠。
つまり成長しているという証拠である。
冬は厳しいけど、すぐ隣には春がある。
苦難・困難に打ちのめされても、何度でも立ち上がり前に進み続けようとすること。
そういう意志を持ち、行動することで冬を越えることができるんじゃないか。
いつ訪れるかはわからないしそれはコントロールできないけど、やり続けていれば必ず春は訪れると信じてやり抜く。
冬来たりなば、春遠からじ。
最近の自分はそんなことを考えて生きてます。
苦しい時間があるからこそ、味が出る。
自分にしか出せない色が出せる。
いつしかその苦しみは自分の自信や強みに変わって、未来の自分の大きなパワーになる。
そう信じています。
だから不安や焦りが出てきた時にはまたこのnoteを読み返してみようと思います。
これを読んでくれているみんなにとっても、このnoteが何か1つの指標だったり、立ち返る場所になっていたら嬉しいです。
今、この瞬間を全力で生き抜いていこう。
ばもす。