真実を捻じ曲げてはいけない また、拡大解釈をして自分に都合のいいように話を作ってもいけない 真実は、ひとつしかない 表も裏も無い 事実は、そのまま伝えなければいけない ボタンをひとつでも掛け違えると、そのあと面倒なことになる どんどん絡まって、一人歩きしてしまう 自分に都合が悪くても、真実をその通りに伝えれば、まだ問題が小さいうちに対処できる 悪い情報は、いち早く伝え、良い情報は、ゆっくりでいい 貴方が人に信頼を勝ち得ることができるか、できないかはそこにかかっている 他
酒というものは、実に良いもんだ 自分も楽しくしてくれるし、周りの人ともコミュニケーションがとりやすくなる 酒に頼る訳ではないが、ひとつの良き手段にはなる しかし自分は、これまでに何度か酒で失敗したことがある 酒を飲むどころか、飲まれてしまった その時のことは、全く覚えていない 後で悔やんでも悔やみきれない 「後悔、先にたたず」そのものだ でも悪い事ばかりじゃない むしろ良いことが多い 初対面の人でも、すぐに仲良くなれる 僕は、酒を飲んだ帰りの深夜に、よく橋の欄干の上か
あなたたちは、陸の上を歩いてみたいと思いませんか? 君たちは、空を自由に飛んでみたいと思いませんか? でも、それは自分たち人間が、自由に海の中を、ずっと長く深く泳ぎたいと願うのと同じかな? また、鳥のように空高く、自分の羽で飛びたいと願う事とも一緒だ 叶わない夢? いや、そこで諦めたら先に進めないよ 魚さんたちと、街で歩いている時、すれ違ったらびっくり! 飛行機の窓から、魚さんたちが縦横無尽に飛んでいたら、またまたびっくり! 夢を理想に 理想を現実に よーし、自分たちも
先日、一人で近くの温泉に行った 休日という事もあって、中はごった返し、客層も高齢者から子供連れ、そして学生達と多岐にわたっていた 湯船に浸かるにも、隣の人に気を配りながら入る状態だった しかし、昼間に自宅の庭の清掃や片付けをして少々疲れた身体には、 温泉がジーンと染み渡った 首までお湯に浸かり、ホットしていた丁度その時だった 奥の洗い場から2~3歳の男の子の鳴き声が聞こえてきたのだ 温泉の中に、その子の泣き声が響き渡ったものの、自分的にはそれほど気にかかる泣き声には感じなか
朝、早起きすると得した気分になる 皆んなと同じ一日なのに、早起きした自分は、より有意義に過ごせる 確かに、寒い時期に布団から抜け出すのは少し勇気がいる でも、潔く立ち上がってごらん 「おっと、立ち眩み」と、いかないように注意して まだ薄暗い中、外を歩くと、お月さまが、「おはよう、早いね」と褒めてくれるかも 風はひんやりとして気が引き締まる すれ違う人たちの吐く息が白い 道路を走る車の屋根には、うっすらと積もった白い雪 今日も一日、楽しい時間を過ごせそうだ また明日も、大
この世の中には、偽物が溢れかえっている 宝石しかり 絵画や骨董しかり 重要人物の替え玉しかり 「本物によく似せている」と褒めてやりたいと思うこともある それは、悪事に加担しようと思ってやったのではなく、本物に少しでも近づきたく、技術を習得しようと考えてやった善意の行為だけだ でも技術がどんどん向上して、どっちが本物で、どっちが偽物か分からなくなる時が来るかもしれない クローンは、どうなるのだろう? 科学の進歩と、神の領域を犯すギリギリの分かれ目になるからだ そのう
君は、本当に真っ黒だ くちばしから足の先まで、どこを見ても黒以外見当たらない ちょっとは違う色があってもいいもんだがなぁ 神様も、容赦ない悪戯をなされるもんだ でも、君から見える周りの世界はどんなに見えてるの もしかしたら、「こいつらチャラチャラしやがって」と思ってるのかなぁ 一度僕は、散歩中に君から不意に頭の上から襲われたことがある その時は、「何故」?と思った 襲われる前を思い返してみると、 屋根の上ではしゃいでいた君達をジッと睨んだからかなぁ 決して、真っ黒な顔し
サワサワサワー カサカサカサー ガヤガヤガヤー この時期になると、そこらじゅうから、こんな声が聞こえてくる 落葉樹の葉が紅葉し、そして散っていく時 そして散った後、風に吹かれて流される時 隅っこに溜まった落葉の中を、まさぐる犬の爪音 落ち葉たちが、放つ音は、どことなく何かを喋っているかのように聞こえる 吹く風の強さや方向でも、違うようだ みんなも耳を澄まして聞いてごらん “向こうに子供達が遊んでいるから、チョットいってみようよ” “雨樋に引っ掛かった友達は、どうして
僕は暗闇の世界は怖い 想像しただけで、胸が苦しくなってくる 何も見えないなんて考えられない それは、目に見えることが当たり前の世界で生活しているからと思う でも目が見えない事で、今まで見えてなかったものが見えてくるかもしれない 感じる事ができるようになるかもしれない 聴覚 触覚 嗅覚 人間は、目が見えることで他の感覚が退化してきているように思う 失ったものを、悔やんでも仕方がない 別に持っている感覚を研ぎ澄ますしかない いや、更に研ぎ澄ますことができる でも今は見
地震・雷・火事・親父 これは、以前から怖いものの総称と言われてきた言葉だ しかし一箇所は、死語に近い しかし時代は、大きく流れた 今や、地震・雷・火事・母ちゃん 地震は、いつなんどきやって来るか、わからない そして、逃げようがない 雷は、山中や原野の中にいると、とても怖い でも、家の中に逃げ込めば、ある程度は防げる 火事は、自分で気を付けておけば、殆ど心配ない しかし隣の家から延焼があるかもしれない危険は残る 最後に「母ちゃん」だ 女性は、本当に強くなった 男は、女性
そんなに化粧品を顔にベタベタ付けて、どうするんだい? あまり変わり映えしないどころか、スッピンの時よりも可笑しくなってきたぞ 君は、元が良いんだから ちゃんと、眉毛が2本 眼が二つ 鼻がひとつ 口がひとつ ちゃんと、あるべきものが、顔の上に付いてるじゃないか “なんか、褒められてるのか、バカにされてるのか解んないんだけど?" 付くべきものが、ちゃんとついてるのってすごい事なんだぞ “ほんと?” 君が生れてくる時、並べ方をチョット間違っただけなんだよ “
私は、男だ だから男しか知らないし、男の事しか分からない でも女性のことを、分かろうと努力はする 最近は、男がどうとか、女がどうとか、論じることは憚られるご時世だ 「・・・は、こうあるべき」なんてとんでもない しかし異性がいるから頑張れる 異性がいるから、少しでも分かりたいと努力する 異性がいるから、毎日が楽しくなる 異性をパートナーと置き換えてもいい 僕は、男に生まれたことを、良かったと思っている 何故か? と問われると、返事に窮する 以前は、すぐに、「これこれこれ
君は無情だ 僕の了解も無く去っていく 跡継ぎを残すことなく、クシの攻撃に耐えきれず姿を消してしまう ハゲという言葉は、まだまだ遠い存在だと、ずっと思っていた いや、歳を重ねていく中で、自分の中で無意識に遠ざけていたのかもしれない 春風になびく長い髪 真夏の太陽に輝く黒髪 それが・・・ 秋風にゆれるバーコード 凍てつく冬でも、寒さから頭を守り切れない 無理矢理に下から持ってきた1-9分けの髪 寒くなると、薄っぺらな財布以上に、身に染みるハゲの辛さ 男性ホルモンの悪戯か?
あなたは、どこへ行くの? かたちを変えながら、風に逆らうことなく あなたは、どこで生まれたの? あの山の向こう? それとも海の向こうですか? あなたは、何色が好き? 白、それとも黒、それとも夕陽に光る赤? みんな、かたちが違う あなたたちも少し前とは、まったく違う顔をしている どこへ向かうのではなく、何かをするのでもなく、時間だけが通り過ぎていく 明日は、また新たな時が訪れる そして、また違う顔をした雲たちが顔を見せてくれる
蜘蛛を怖がる人は多い やはり、あの顔かたちのせいか? しかし我家では、以前から家の中で見つけた蜘蛛は大事にしてきた 妻共々、両親から 「家を守ってくれてるから、大事にするように」 との注意を聞いて育ったせいもあるのだろう 引き続き、自分たちの子供にも同じように伝えてきた 我家では、家の中で見つけた蜘蛛には、体の大きさで「クモ太郎」「クモ次郎」「クモ三郎」 と、名付けている。 勝手に男性風な名前を付けているので、蜘蛛さんから怒られるかもしれない クモ兄弟たちは、いつ、
以前、「何故、他人を殺したらいけないんですか?」と、公然と問いかけた人がいた あまりにも突拍子な質問に、しばらくは何も答えることができなかった その人が言うことには、少数の人を殺したら死刑になる でも、戦争でたくさんの人を殺害したら英雄扱いだ なぜ? 他人を殺すということは、その人の人生全てを、無理矢理奪ってしまうことになる もっともっとやりたかったことが、あっただろう もっともっと、色々なことが、やれたかもしれない その現在、未来を一瞬にして奪うことなんだ 絶対に取り