『サピエンス全史』の認知革命「虚構を共有する」とはなにか?


サピエンス全史の認知革命に衝撃を受けた

皆さんは、サピエンス全史の認知革命をご存知だろうか?
簡単に言えば、神話とか伝説とか、独自の考え方を、仲間同士で簡単に共有することができる能力だ。例えば、ある宗教を信じている団体は、比較的かんたんに他の人にも教えることができる。もしくは、巨大な征服者が言った言葉や判断を簡単に、他人に共有することができるのだ。

これは他の動物にはない能力だ。例えば、サルは集団で行動するが、これを支配しているのは暴力だ。喧嘩をして、強いオスがトップに付き、負けたら集団をさらなくては行けない。

一方で、ホモサピエンスは独自の考え方を持ち、力だけが群れを支配することにはならなかった。そこには戦略に長けている人とか、人を鼓舞することが上手い人、集団をまとめる人が上手い人が、長となり敵と戦うことができるのだ。また、事実は別として、敵は悪魔だ、負けたら殺される、という共通認識を集団の中に植え付けることも可能だったのだ。

つまり、敵と味方を分けるのは、共通する考え方になる。そして、更に驚きなのは、人類はいとも簡単に共通する考え方に染まることができるのだ。

そして、独自の文化や宗教を生み出しているのだ。

経済は発達し続ける?

じゃ、認知革命ができたとして、それが他の集団と戦うことに役立ったというが、経済についてはどうだろうか?

ここからは、本に書いてあることではなく個人的な感想だ。

人間は、常に不満がある。満足することはない。それを、いつも解決したがる。
例えば、物が無い場合にはものをたくさん買いたがるが、モノが身の回りに溢れたら、モノの整理を必要とする。そして、それぞれにお金を出すのだ。
他にも、昔はリスクが有るのは単純な暴力だったり、あとは有毒な物質だったりした。それは、リスクが発覚したあとにみんながそれを防御するだけで良かった。しかし、今は有毒な物質があると思われるだけでだめだ。暴力性がありそうだと思われるだけで駄目になるのだ。

常に、不満を抱えて解決していく。それは、どんどん過剰になっている気もする。だけれども、それは経済が発展していく上で必要なことなのだ。そして、これから100年後はどんなビジネスができているのか、今から想像することは無理だろう。多くの人が、試行錯誤をしながら進めていき、そしてうまくヒットしたビジネスが急激に拡大していくのだ。

今は世界株とか米国株とか、イノベーションが起きたときに、それを取りこぼさないファンドが存在している。具体的なビジネスとか、何が儲かるのかはわからないけれども、そういうイノベーションを信じて株式に投資をするのも、悪くはない気がしている。

自分でも、あまり理解できずに書いてしまったので、乱筆乱文はご容赦ください。

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字だけではなく、漫画版もあるので、そちらから入るのもおすすめ


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