ことばから見る心の余裕と物事の捉え方
日々、新作漢字が誕生。
文字を書く機会が減り、
漢字をノートに書き写すことがストレスに感じる子どもたちが増えている。
このストレスを減らすためなのか、
これからのIT人材育成のためなのか、タブレット端末が配布された。
紙に文字を書くことが減る中で、
子どもたちの文字、英単語や漢字のノートを見てみると、
日々新たな文字が生まれている。
削減が削「源」、必要が必「用」。さらには、人の名前まで。
「失敗、間違いに寛容であることは大切」と思いながらも、
直さないと間違えて覚えてしまう。ことばの化石化。Fossilized.
そういう私も
英単語 during を durning と間違えて覚えていた。
理由は簡単。 rとiがくっついて、nに見えてしまったから。
発音でイングと聞こえるから、ingをつけることは分かる。
そこから、durningと書いていた。
今はdur-「ドゥワァ」- ing「イング」と聞き取れるようになっているから、duringと書けるし認識できる。
こういった失敗や恥から気づく成長もある。
聞き間違い、書き間違い、読み間違いなど
人間ならではのエラーはよくある事。
脱線話
完璧なものはAIやパソコンのような機械に任せて、
ベターなもの、より良いものを人間が作り上げていく。
と私は考えている。
AIの発達によって、「心温まるエラーが減っていくだろう」と
とあるテレビ番組が言っていたことに納得してしまった。
これに加えて、
システムエンジニアのようなデジタル人材がいるように、
人が作ったものだから、仕方がない事だとも考えている。
#とんちの効いた話
人に期待したいけれど、得意不得意があるから、
ここまで、やってほしいという自分の期待のハードル、要求のハードルを
低く見積もる。
「これ、できて当然でしょ?」とハードルが高い 理想をぶつけることは
今の時代、モラルハラスメントと言われる😅
そのため、
経験者は教える権利があり、未経験者、教わる側も聞く、学ぶ権利がある。
できる人は自分の価値観 ものさし で物事を考えてしまうから。
パソコンが苦手な人に、
「クラウドにフォルダを作って下さい。
このデータを作ったフォルダへアップロードして下さい。」
と伝える。
「分かりました。で、どうしたら良い?笑」と言うのがオチ😕
一緒にやる、一つ一つ丁寧に教えるが、
結局、自分がやった方が早かったとネガティブに考えるか?
新しいことを知ることができた 相手の知識の更新に携われた
前向きに考えるか?
モノの捉え方、認識の問題。
漢字や英単語も黒板を見て、
そう見えてしまって覚えてしまうことがあるだろう。
見え方 視野・視点・視座が変えてみること。
しかし、現実問題、大人の世界では
社会的立場が高い、役職が偉い人ほど許されにくいところもある。
年齢による経験値の高さもその要因の一つ。
「若いから」という理由づけは、
のびしろがある、可能性があると見るか
未熟な部分がある、幼さが残っていると見るか
その時の心の持ち様によっても、変わってくる。
ことばを専門的に学び、心理学を日々勉強し、
応用である思考の偏り バイアスや認知に興味がある20代が思う
今日この頃でした。
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