読後つれづれ『いつか月夜』寺地はるな

いつも月夜、なんてことはない。
むしろ、多くの人にとって「月夜っていつ?」なんじゃないかな。

途方に暮れたりどうしようもない時。
そこまでじゃないけど、なんか日常に疲れた時。
手伝ってくれるわけでもたすけてくれるわけでもないけど、そっとそばにいてくれる。
それは月夜じゃないけど、暗い道を照らしてくれる自動販売機の光。

きっと今私が求めているもの、のような気がする。

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