ルフィと珍走団と
ニュース番組では、遠隔でメンバーを操り非道の限りを尽くした(容疑の)4人組がフィリピンから送還された話題でもちきりですね。
連中のタチの悪さは、己の手を汚さずして無垢な人の命や財産を奪い取ろうというムシの良さに尽きます。情状酌量の余地ゼロであります。
そして、犯人メンバーの通名「ルフィ」をわざわざ広めてしまうという、マスメディアの悪い癖が炸裂している点も、ストレスに輪をかけていますね。ロクデナシどもの土俵に乗ってやる必要がどこにあるというのでしょう。
一連の報道を見ていて思い出したのが、『「暴走族」から「珍走団」へ呼び方変えよう』運動。暴走族とか旧車會なんて名で呼んであげるから連中がツケ上がるのであって、いっそ「珍走団」という間抜けな呼び方で嗤ってやりましょう、という趣旨です。確かダウンタウンの松ちゃんが提唱者だったような。
同様の思想で、みうらじゅん氏は『おならプープー族』(略してオナプー)を主張していました。案の定、これらの提唱にはどこの新聞社も出版社も乗ってきませんでした。高学歴のエリート記者たちは「おならプープー」等という文字をパソコンに入力したくないでしょうからね。
我が地元の誇り・尾田栄一郎さんも、また海賊ルフィ自身も大いに迷惑しているこの呼称。わざわざ広めるのは悪趣味で野暮以外のナニモノでもありません。
いっそ「卑怯ダサダサカルテット」「ビビり国外4人組」などと呼ぼうではありませんか!
て、自分が考えた呼称が一番ダサかった。情けない。
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