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家族公式について その2

前回の「家族公式について①」に続いて、家族構成論のベースとなるタイプ分類において発見されている(仮説が立てられている)公式について 掘り下げていきたい。

役割タイプ  パートナーシップの公式
※子供がいる家庭の両親(夫婦)の組み合わせにおける公式である
※子供がいない家庭や 同性同士のパートナーシップ等では公式に当てはまらない可能性が多々ある
(役割タイプ)
よくある組み合わせ・・・「姫ー姫(※)」「姫ーお母ちゃん」「姫ーラプンツェル」「お母ちゃんーラプンツエル」
あまり見られない組み合わせ・・・「お母ちゃんーお母ちゃん」「ラプンツェルーラプンツェル」
※「後者姫ー前者姫」「後者姫ー後者姫」はよく見られるが、「前者姫ー前者姫」はあまり見られない

●家族公式の例外(離婚や再婚があった場合)
例えば、両親が共に姫タイプで、第一子に女王タイプが生まれた家庭で  その両親が離婚し、今度は 女王タイプの相手と再婚したとすると もちろん第一子は女王タイプであり、再婚を果たした両親のどちらかにも女王タイプがいるということがあり得る。
実力派同士の結婚で、十二単やハイブリッドの子供が生まれ その後 離婚再婚があった場合 1世帯に十二単またはハイブリッドが2人存在する という状態も考えられる。
血のつながった両親と子供を基本に この家族公式が成り立つと考えらえれる。
血のつながりがなく、公式通りの構成ではなくとも  日々を共に過ごしていれば 個々がバランスを取り合い完璧な配置になっていく。

循環タイプ   パートナーシップ公式でわかってきていること
※主に子供がいる家庭の両親(夫婦)の組み合わせにおける公式である
よくある組み合わせ・・・「十二単ー実力派」「ハイブリッドー実力派」「実力派ー実力派」
稀に見られる組み合わせ・・・「十二単ーハイブリッド」
あまり見られない組み合わせ・・・「十二単ー十二単」「ハイブリッドーハイブリッド」
ハイブリッドタイプさんは、実力派の姫タイプさんと結婚することが多くあるので(その場合は子供のいる家庭の夫婦の場合) という仮説が立てられる。


家族構成論の家族公式において パートナーシップの組み合わせに見られる傾向は 重要である。必ずバランスが取れているし 偶然とも必然とも言える奇跡の「組み合わせ」を感じさせる。

自分にないものに惹かれ合い 結ばれるパートナーシップもあれば 価値観や考え方が似ている安心感で結ばれるパートナーシップもある。コミュニケーションやスキンシップが重要な関係もあれば、物理的な交流がなくても「愛」を感じられる関係もある。
つまり どんな公式や傾向があろうとも パートナーシップにおける「正解」はない。その2人だからこそ、向かっていける目的があり その2人だからこそ 築いていける「関係」がある。2人でゼロから歩み寄り そして同じ方向に向かって歩んでいく世界に一つのストーリーが紡がれていくのである。


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