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【山梨ワインリゾートワーケーション】峡東地域3市が連携したワーケーション開発に期待

1/20(木)~22(土)に、山梨県の甲府盆地の東側、甲州市・笛吹市・山梨市の「峡東地域」と呼ばれるエリアでワーケーションをしてきました。
この地域では「峡東ワインリゾート」として地域振興をしており、そのエリアでのワーケーション滞在の可能性を探る旅の報告です!

初日は「甲州市」でワーク!

横浜でレンタカーを借り、途中で同行者をピックアップして、中央高速で最初の訪問先である「甲州市」に向かいます。
約1時間半で到着できて、車なら都内からでもアクセスが良い地域だと確認できました。
まずは、この地域でのテレワークの拠点として2018年にオープンした「シェアオフィス甲州」を見学です。

まだとてもきれいなワークスペースで、利用料も安いのですが、運用に少し問題があります。

ドロップインで利用の場合でも、事前に連絡して利用申請の書類を提出し、セキュリティカードを1,100円で購入した上で、さらに当日は別の書類を紙で出す必要があるので、ワーケーターが気軽に立ち寄って活用することは難しい運用状況です。

当日、ご案内してくださった甲州市役所の職員のお二人にも、そういった点は率直にフィードバックさせて頂きつつ、このシェアスペースが持つ可能性を最大限に活かすためにも、いくつかの具体的なご提案をさせて頂きました。ぜひ今後の展開に期待しています!😊

午前の予定を終え、今回の旅の楽しみでもあるお食事と温泉です。
ランチには歩成の「ほうとう」を頂いたあと、素晴らしい眺めの「ほったらかし温泉」を堪能させて頂きました😆

その後、宿泊先の「フルーツパーク富士屋ホテル」にチェックインし、午後のワークはホテルの室内で。デスクのあるお部屋で、持参したHDMIケーブルでテレビをサブディスプレイとして使いながら、快適にお仕事できました。

ホテルワークのデスク環境は重要です!

二日目はワインバケーション♪

朝からホテル内の温泉でリフレッシュし、窓から見える富士山と甲府盆地の風景でパワーを頂き、メール処理などのワークをこなします。

滞在二日目のこの日は、勝沼エリアを中心に、ワイナリーを巡るバケーションの日です。運転はできませんので、タクシーで移動し、いくつかのワイナリーをハシゴしながら、試飲と見学をしました。

白ワインに使われる「甲州」種を中心に、滞在中は30種類以上のワインをテイスティングして、お気に入りの1本に出会うことができました。

最後にワイナリー見学で立ち寄った老舗の「まるき葡萄酒」では、ワーケーションでの活用もできそうなスペースを見つけ、鈴木社長ともごあいさつさせて頂けたので、今後の展開を考えるヒントを頂きました。

再びタクシーで、宿泊先の「石和温泉」に移動し、「ホテル春日居」にチェックイン。今日はほろ酔い状態なのでワークはせず、温泉とサウナでリフレッシュさせて頂きました😄

最近リニューアルされたお部屋で、とても快適でしたが、やはりデスクは座椅子タイプではなく、チェアで使えるものだと助かりますね。

最終日は富士山を眺めながら河口湖へ

3日目は朝からホテルワークでこの滞在記を書きつつ、メールやSlackを処理を終え、ホテルを出発しました。
立ち寄った「桔梗信玄餅工場テーマパーク」には、以前も観光で来たので、今回はお土産の購入のみ。新たに開発された最中タイプの「桔梗信玄餅 極」をゲットしました😊

そこから河口湖へと移動する道中、澄み渡る青空に映える富士山を堪能しながら、御殿場経由で神奈川に戻りました。

甲州ワインワーケーションの可能性

今回の「峡東ワインリゾート」エリアである甲州市・笛吹市・山梨市での滞在では、地域が持つ観光資源の可能性を実感できました。
しかし、従来型の「観光バスで日帰りワイナリーツアーの団体客を呼ぶ」ような観光振興策だけでは、今後の地域の活性化には限界があると思います。

そこで、シェアオフィス甲州を拠点に、「コミュニティ型コワーキング」の運用に転換し、そこに隣接する笛吹市や山梨市からも、地域で働く事業主やワイナリーの関係者が集う交流施設としての強化が必要だと考えます。

そしてそこに、県外からのワーケーションモニターツアーを誘致し、ワイナリーを中心とした地域の産業との交流を目的としたワーケーターが、日帰りではなく、平日に数日間の滞在型テレワークをしてもらえるような企画を立て、実行してゆくことで、ワインを中心としたビジネス交流を促進することが、このエリアのワーケーションの勝ち筋だと私は考えます。

また、勝沼支所に隣接する「子育て支援センターあっぷっぷ」や、甲州市役所の「ファミリー・サポート・センター」でのお子さんの一時預かりと連携すれば、親子ワーケーションファミリーワーケーションのツアー企画も可能かもしれません。

甲州市・笛吹市・山梨市の3市が連携して、「地方創生テレワーク」の補助金なども活用しながら、峡東地域が「ワインワーケーションの聖地」となる施策を実効して頂くことを期待し、私もサポートしてゆきたいと思います。

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