心身症でしょうか?
病は気から、気合いでなおせ!なんていうことを聞いたことがおありでしょうか?具合が悪いのは気のせいだとか、しっかりすれば症状もなくなるとか。確かにそういうこともあるようで、重要なことがある時、なんとかやり切れるもので、その後にバタッと倒れてしまうという経験をお持ちではないでしょうか?有名な話では、日本ストレス学会を設立された先生が、なんとか設立まで漕ぎ着けたのは良いのですが、第一回の開催を前にお亡くなりになられたというような。ストレス学会設立のストレスで亡くなられたと噂になったものでした。
このように、気をしっかり持てばなんとかなるというのは本当のことのようですが、これは火事場のバカ力みたいな緊急事態に発揮されることで、いつもそんな風に振る舞うのは難しくて身体に負担を強いることになります。ゆったりと体の声を聞いて休む方が賢明です。
心身症というと、このように、心の状態が体の症状に関係することを連想される方が多いと思いますが、実は、体の状態も心に大きく影響を与えます。脳も体の一部ですから、脳の働きが悪くなれば、性格が変わったり頭が悪くなったりするのも当然のことなのです。実は、アレルギー反応も免疫系の異常ですから、花粉症で鬱になったりというメカニズムも説明できます。理由なく落ち込んでしまう時には、もしかしたらそういう物理的な原因が潜んでいることも多いようです。そういう時には、自分は気が弱いとかネガティブだと責めたりしないで積極的に休養して、アレルギー反応が収まるように健康的な生活習慣を取り戻してみましょう。
原因がわからないことは非常に多いので、原因追求に疲れてしまうより、健康的な生活習慣を心がけていく方が幸せだったりします。心が軽やかに解放されていく時症状もなくなっていることにも気がつくでしょう。
春、新年度始まりは何かとお疲れが溜まります。5月病にならないように早め早めにペースダウンして参りましょうか。どうぞお大事に。
Tuuliもぼちぼち、水曜日と土曜日の二日だけで、4月13日からモニター期間を始めることになりました。朝の会も13日水曜日から始まります。お元気でも、そうでなくても、自然体でお会いできたら嬉しいな〜とお待ちしています。
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