山の端の 五線にうたう 星月夜
色んな月と過ごした秋の夜長
山の端からのぼってくる
そろそろかなと待ちわびた月ほど
深く印象に残っています
アトリエでの書のお稽古では
“好きな和歌をしたため掛軸を作る”を目標に
練習をはじめました
その方が選ばれた西行さんの和歌は
目で追う連なる言葉も
声に出した時の音も
その想いも美しいものでした
お稽古の小休憩でご一緒したお茶は
Pavillon Sous La Lune
“ 月の下の小屋 ” という名前
午前中から陽あたりのいい庭の真ん中に置いて
ゆっくり水出し
おいしいものや楽しいことは
そこに至るまでのわくわくも
私にとってはご馳走です♪
午後は自宅の周りをぐるぐる旋回する
南へ旅立つ前のツバメの大集団に会えました
秋を知っている鳥たちは
春がきたらまたやって来るのかな
めぐる季節のことを想います