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ただ、ともに

ただ、ともに。

見て、感じて。

光の中で。
 

お向かいさんがお庭で摘んだ水仙をくださいました。

家の前を掃くと、ちょうどお向かいさんの玄関先も掃くことになるので、それを氣にして、時々お庭に咲いた季節の花を下さるのです。

おりしも、その日の朝は、公園で今年初めての水仙が咲いたのを見つけて写真を撮ったばかりのことでした。

⭐︎

新聞紙のザックリとした包みを開いて。

早速水仙を水に挿し、夕暮れ時の窓辺におきました。

陽が沈む前に、一番新鮮な今の輝きを撮りたいな、と。
 

スラリと長いしなやかな茎に小さなお顔は、まるで美しい人の立ち姿のよう。

夢中になって写真を撮っていると、しだいに濃厚に匂いたつ水仙の香り・・・。

わたしの喜びに呼応するようだと思いました。
 

翌日は、お客様とのレイキ練習会でした。

水仙の香りただよう中。

ほこほこ満ち満ち。

もう、ことばはいらないんだなぁ。

しあわせなひとときでした。




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