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干したくてしかたない

農家じゃないけど、野菜を干すのが好きだ

農家じゃないから、まとまった量の野菜はない
だから道の駅に買いに行ったり、貰ってきたりする

今年は中国の田舎で使っていそうな、いい感じの竹ざる?竹網?を買ったから、いそいそとお芋さんを蒸かす

このお芋さんは、母の知り合いが無農薬で作ったとかで、「何個欲しい?」と聞かれたので、「8つ」と答えたら、「そんなに無い」と言われ、あるだけもらった

「あるだけ」と頼んで、来た数は6つだったので、干し芋にするべく蒸し始める

一人暮らしで蒸し器を買うのは、お金も場所も、もったいないから、大きめのフライパンに陶器で出来た穴あき皿を敷いて1センチぐらいの水を入れて蒸すのだが、欲張ってたくさん入れたら蓋が閉まらない

銀紙をかぶせるとなんとか蒸しあがった

欲張らなかったら20分もすれば蒸しあがったろうに、45分もかかってしまった

だが、それも、またよし

「あつい」「あつい」と言いながら皮をむいたら、適度の大きさに切って干す

2日も干せばもっちり、むっちりな干し芋の完成

完成した干し芋はお芋さんを分けてくれた母にお返しして、父にもおすそ分けして、私も食べる

幸せのおすそ分けは我が家の習慣になりつつある

父、母、姉から食材が届く

私が加工する

そしてみんなにお返しする、とてもいい関係だ

まだまだ干したい欲は止まらない、次は何を干そうかな~

Medical Aroma 風の道


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