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封印された超感覚!誰にでもあるその感覚を今こそ取り戻せ!


1.はじめに

人間は五感を使うことで、この世界を認識しています。
五感があることで、日常で起きるできごとに対して、さまざまな捉え方をし、さまざまな感情を味わう体験をしています。
人間には五感だけではなく、それ以上の不思議な感覚である第六感を持っています。
何となく嫌な予感がする時に「虫の知らせ」や「胸騒ぎがする」といった表現をすることもあります。

第六感は誰でも持っている感覚ではありますが、現代人はこの感覚が衰えてしまい、活かすことができていないようです。
衰えてしまったといっても、意識をすることや感覚を磨くことで、その能力を鍛えることもできるのです。
第六感をどのように鍛え、この感覚を磨くことでどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、見えない超感覚、第六感についてご紹介します。

2.第六感とは

では、第六感とはどのような感覚なのか、もう少し詳しくご説明しますね。
私たちが持っている五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のことを指しています。

この5つの感覚は、人間が安全に生きるために最も重要な感覚といえます。
第六感とは五感を極めた先にある感覚で「虫の知らせ」や「胸騒ぎがする」といった表現をすることもあります。
言葉で表現することはとても難しいですが、「何となくそう思う」「何となくそう感じる」といった説明ができない感覚です。

このような感覚を受け取るセンサーのようなものが松果体であるといわれています。
松果体は脳内にある内分泌器で8ミリ程の小さな脳内器官です。
目から入る情報は視覚で認識しているように、見えない世界の情報は、この松果体で認識しています。

例えば、ご利益があると有名な神社へ参拝に出かけたとしましょう。

参道は自然が豊かで、美しい社殿の雰囲気は神聖そのもの…。
と思ったのですが、急に何となく嫌な感じがした。鳥肌が立った。

とても違和感を覚える現象ですが、この感覚こそが第六感なのです。
第六感は霊能者や超能力者と呼ばれる特別な人だけが持つものではなく、誰もが持っている感覚ではありますが、現代人はこの感覚を上手く使うことができず、衰えているといわれています。

3.第六感が衰えた理由


古代の人々は第六感を使いこなしていたのではないかと考えられています。なぜ、現代人はこの感覚を上手く使うことができなくなってしまったのでしょうか?そこには大きな理由が二つあります。
一つ目は教育の問題、二つ目は現代人の生活スタイルです。
まずは教育の問題です。
教育といっても幅が広く、学校でしたら学問や集団活動などの教育、親からでしたら躾の教育、会社でしたら仕事を身に付けるための社員教育などがあります。
どれも必要な教育のように感じますが、言い換えますと「型にはめる教育」です。
型にはめる教育とは、一般的にいわれている常識という価値観を植え付け、はみ出した者を非常識や不適切であると教えられます。

また、型にはめる教育は個性を奪う教育ともいえます。

個性はその人が持つ特徴であり、磨くことでその魅力を増します。
ところが個性は、この型からはみ出していることが多くあり、はみ出した部分を修正するように教育されます。

感じていることや考えていることが、教えられていることと違うことで、ありのままを表現することができなくなることが、個性を失うことです。

個性を失うことは感性を失うことに繋がります。
感じる力を失うことで第六感の感覚も鈍くなってしまうのです。

二つ目は、現代人の生活スタイルです。
現代の生活スタイルは100年前の生活と比べてみると、異次元にいるのではないかと錯覚するほど進化をしました。
特にインターネットの普及によって、簡単に情報を受け取ることができるようになり、生活だけでなく社会全体も大きく変化したのではないでしょうか。

便利さを追求した結果、物質的に豊かになった反面、精神的には病を抱えてしまう方が増加する一方です。
また、豊かさを追求することで、効率的に物を大量生産し消費をさせるサイクルで経済は循環していますが、人間は自然界とは調和をすることができなくなってしまいました。
身の周りにある生活用品はケミカルなものが非常に多く、体内に取り込むことで五感の反応が鈍くなります。

その一例として、加工食品を中心に使用されている食品添加物や、野菜や米などに使用されている農薬が付着した食品を食べることで、脳内の松果体が萎縮し石灰化しているといった情報もあります。

松果体は感覚のセンサーのようなものです。
つまり、松果体の退化は第六感の衰えと直結しているといえるのです。
第六感は衰えてしまったといっても、意識を変えることで磨くこともできるのです。

4.第六感を鍛える

では、衰えてしまった第六感を鍛えるには何をしたらよいのでしょうか。
まずは、五感を磨くことに意識を向けてみましょう。

五感といっても全てとなると難しいかもしれませんが、誰にでもどこかの部分に鋭い感覚を持っています。
例えば、見ただけで微妙な違いが分かる人は視覚が鋭いといえますし、わずかな音の違いを敏感に察知することができる方は聴覚が鋭いといえます。
匂いの異変に敏感な方は嗅覚が鋭いですし、似たような味付けでも味の違いが分かる方は味覚が優れているといえます。
その感覚を追求していくことで、自然に第六感も鍛えられます。

また、情報を一時的に遮断してみることも有効です。
現代は情報過多な時代です。
知りたいことを追い求めやっと掴んだ情報も、実際のところ、それが真実であるかは誰にも分からないものです。
結局のところ、自分が腑に落ちたもの、信じたものだけがその人の真実になります。

多くの情報を取り入れることは知識にはなりますが、自分に関係がないことに感情が乱されることも多くあります。
それらに振り回されることで時間も気力も削られ、無駄なエネルギーを消費してしまいます。
自らの大切なエネルギーを不要な情報で振り回されるのではなく、その時間を自然や芸術などに触れることで自らの感性を養うように意識を向けてみましょう。
自然や芸術は触れてみることで心が大きく動きます。
これらも第六感を鍛えるとても重要なことといえます。

5.第六感を鍛えるメリット


では、第六感を鍛えることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
感覚が敏感になることで次のようなメリットがあります。
直感が冴えてくる】
直感による判断は90%正しいといわれています。
第六感を鍛えることで、直感で感じ取ったことを信じることができるようになります。
ストレスを受けにくくなる】
感覚が研ぎ澄まされていくことで、自分に合わないものを寄せ付けなくなりストレスを感じることが少なくなります。
真実を見抜く力がつく】
感性が豊かな人は感覚が高くちょっとした違和感を瞬時に感じ取ることができます。
そのために何が嘘で、何が真実か自然に見抜くことができるのです。
他人に振り回されない】
第六感を使うことができる人は、自分の感覚を信じているために、周囲の意見を参考にすることはあっても、惑わされることはありません。
そのために自分を軸にした生き方ができるのです。
才能が開花する
感覚が研ぎ澄まされていくことで、見極める力も身に付き、思わぬ才能が開花することもあります。
自分の使命を見つけることもあるかもしれません。

第六感を鍛えることで起きる、5つのメリットをお伝えしました。

6.まとめ

いかがでしたか?第六感は心で感じ取るものであり、誰にでも備わった本能の力です。
現代の人々は、その力をフル活用させることはできなくなっていますが、実は日常で使っていることが多くあります。
その感覚に気づき、意識を向けていくことで感覚は研ぎ澄まされていきます。
今はまだ、その超感覚を持っていることに気づいていないだけなのです。

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