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病気は心の声
『病は氣から····』誰もが知っているこの言葉
病気は気持ちの持ちようで良くも悪くもなる
そんな意味で捉えられている現在ですが、
本当の意味を知っている人は、もしかすると少ないのかもしれません。
本来の意味は、気血水の『気』の意味だそうです。
気とは身体の中の経絡を通って巡るもので、生命を維持するためのエネルギーです。
この巡りが悪くなる事で病気になるっと言うのが本来の意味です。
生命エネルギーが体に取り込めなくなる状況とはどういう状態なのか、その大きな原因はストレスです。
私は、自分が病気になる度に密かに感じていたことがあります。
逃げ出したい状況の時に私は何故か病にかかっているかもしれないと。
これは、気の持ちようレベルの病ではなくて、実際に病名がつけられ治療を要する状態や何ヶ月も入院する必要のあるレベルの病です。
「あぁ、やっと病気になれた」
「あぁ、やっとこれでどれだけ私が苦しかったか分かって貰える」
実はこれ······
私が実際に聞こえた私の心の声です。
この声が聞こえた時、私はビックリしました。
どんだけ私はズルい人間なのかとビックリしたのです。
でもこれはズルい性格な訳ではないのです。
人間の身体と言うものは、心がちゃんと反映されるようになっているのです。
そして、それが紛れもない心の悲鳴なわけです。
私はかなり敏感なタイプなので、心と身体のリンク🔗にすぐ気づいてしまうのですが、普通の方はあまりにも無意識レベルなリンクな為に、気づきにくいと思います。
1番分かりやすい病としては、潰瘍です。
よく胃潰瘍や十二指腸潰瘍などはストレスから来るものだと言われ、皆さんもそんな認識を持つ方は多いと思います。
しかし、潰瘍だけではないのです。
例えば癌などもそうですし、切迫流産、鬱といった、内科、婦人科、精神科、全ての診療科の病に当てはまります。
これは、言い方は悪いですが、自ら無意識に病を起こしている可能性があります。
もちろんこの限りではありません。
人間の寿命や持って産まれた器官の弱さもあります。
病気になる理由の1つということです。
そして、あくまでもこれは完全無意識です。
心の奥底で仕事をしたくない。会社に行きたくない。人と付き合いたくない。外に出たくない。家事をしたくない。もう疲れた。
などなど理由はたくさんあります。
自分でも気づいていない心のストレスが、実際の病気を引き起こすのです。
実際に病気になってどこかホッとしている自分がいたりするのです。
もしかしたら、それさえも感じていない人は多いかもしれませんが·······
それほど『氣』の力と言うのは病も作り出してしまう凄いものだと言うことです。
ですから『氣』を良い方向に使うも、悪い方向に使うも自分の心次第なわけです。
ストレスのかからない状態、状況を自分でしっかりと作ること。大切な自分を守れるのは唯一自分だけなのです。
このストレス社会において、
やりたくないこと·····
やらなければならないこと······
あれやこれやと多々あるでしょう
しかし、自分の健康ほど大事なものはありません。
美味しい空気を吸う、適度な運動、バランスの良い食事、たっぷり睡眠を取る。
そして、きちんと休暇を取る。
極々当たり前なことと思われるかもしれませんが、これは養生と言い、とても大切なことなのです。
病気となって初めて心の声を聞く前に、常に自分の心に耳を澄ませ寄り添い生きていきたいものですね。