伝え方の奥行き
帰り道は、いちごの香りに包まれて帰った。
小美玉のプロジェクトでお世話になっている小松崎さん・田村さんの心遣いを形になって受け取ったからだ。
小美玉のシティプロモーションとして業務に関わっているわけだが
参加してくれている小松崎さん・田村さんは、
逆に面白い時間をつくってくれてありがとう、コロナで大変だけど頑張ってねというお礼を形にして渡してくれたのだ。
え。
ちょっと待って欲しい。
参加してもらってありがたいのはこちらなのに、わざわざオリジナルのギフトをつくって、届けてくれるって何事!?と思ったわけです。
この小美玉のいい人らしさの最高峰を体験したような感覚。
(まだこんなもんじゃないというおもてなしが待っているかもしれないw)
相手の立場になって考えらたり
何かできないかということを考えて常に誰かに貢献していないと
このようなクオリティの高いギフトは具現化できない。
なによりこの手作りギフトがほんと完成度が高い。
イチゴ二種類が段ボールで入るように工作したり、
近隣の農家さんの食材をいれたり、
地元の名産のヨーグルトをいれたり(ちゃんとカスタマイズ&保冷剤いり)、
濡れないように商品説明が袋詰めされていたり、
メッセージカードが入っていたり、
段ボールのそこにクッション材がはいっていたり、
全体を英字新聞で包んでいたり、
細部へのこだわりというか、大切に贈りたいということが
商品を手に取った時に伝わってきた。
配送が日常になっている生活において
入っているもの以外に気をつけている人はどれだけいるだろう。
箱の中や箱の外に、「届けたい」という気持ちを乗せることの大切さをこのギフトで教えられた気がした。
ギフトの内容や贈り方の完成度の話は、業務だと細部への確認が当たり前となって、「きれいにつくる」ことが当たり前となってしまう。
そうではなくて、何を伝えたいか、伝わるかを意識することの大切さ。
ここがほんと大事だと思う、何事も。
よくある話で、
英語ができることが目的ではなく
言語を超えて何を伝えたいかが伝わる方が生きることで大切という話。
ちょっとしたことだけど、気持ちをそこに乗せる。
今年大事なポイントかもしれない。
オフィシャルじゃないのに、小美玉手箱のシール貼ってしまいました。
本日の問い:完成度よりも、大事なことが伝わっているか。