感動をありがとう、と言いたい。
オリンピック最終日。
画面越しに選手達の順位やタイム、走り方や表情を見ていた。
走力やレース経験の差を感じた、失速する選手と走り続ける選手…。とはいえ、自分だったらこんなに早くは走れない。いや、比べることもおこがましいけれど。
完走した選手は皆3時間切り。30人が棄権するような酷暑の環境下でフルを走ったのだ。それだけでも称賛に値することだと思う。
そして、それだけじゃない。
競技後のインタビューをきいていて感じたのは、自国の代表として出場する重圧、開催延期によるさまざまな不安や葛藤。目には見えないところでも選手一人一人の戦いがあったんだな…。
選手達の競技にかける思いや積み重ねてきた努力。そして、ゴールに向かって走る姿を見ていたら、つい拍手を送ってしまった。