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読んだ本  星を編む

星を編む  凪良 ゆう

第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』の続編。

やっと回ってきた。

「春に飛ぶ」瀬戸内海の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?

「星を編む」才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が紡いだもの。

「波を渡る」花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

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『汝、星のごとく』で、北原先生は不思議な人だった。
最後まで不思議なまま、でも人としての温かさを感じる人だった。

北原先生の過去が明るみに。
みんな櫂の事を忘れてはいない。
でも、それぞれの道を歩み始める。
この続編があって良かった。

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