泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.4
✨ 前回のお話 ↓ ✨
ある日のこと、サクヤから突然プライベートメッセージが届いた。
「シュナさんはもしかして、如月さんですか?違っていたらごめんなさい」
「えっ」と思い、メッセージを見返す。
如月?私のこと?
とりあえずサクヤの位置をマップで確認して駆け付けた。
「サクヤー!」
私は片腕を挙げながら近づく。
そして、その場に居るのにも関わらず、プライベートメッセージが飛んでくる。
それを確認する私。
「実は僕、佐久間星夜です」
佐久間星夜?その名前を聞いたことがある気がする...。
そうだ、同じ塾に通っている子じゃないか!
「えっ!?佐久間君って同じ塾のあの佐久間君!?」
思わず大声が出る。当たり前だが、ゲームの世界だから現実の名前を知られたくない人も多い。
「ご、ごめんなさい。つい」
私は焦った。思わず声に出して本名を口にしてしまったからだ。
サクヤは周りに誰もいないから大丈夫と言いってくる。
それにしても、サクヤが佐久間君だとは予想外だった。
「びっくりしますよね...。すみません。本当はもっと早く伝えたかったんですけど...」
サクヤは恥ずかしそうに頭をかいている。
確かに佐久間君は内気な性格で、なかなか本音を語れなそうな人だ。
「でも、シュナさんと仲良くなりたかったんです」
ゲーム上でのサクヤとの会話が、ふと佐久間君を思い出させる。
そうか、サクヤの口調や丁寧な性格は佐久間君そのものだったのだ。
当初は驚いたが、ゲーム上で知り合ったサクヤが現実の佐久間君だと知り、不思議な運命を感じる。
「ずっと仲良くしようと思って接近していたんです。中々会話が難しかったので...」
それでいきなりギルドへの申請か。なるほど。
サクヤはリアルでも会話が苦手なタイプなのだろう。
「僕、サクヤとしてシュナさんと話せるのが楽しみで」
はっきりと好意を伝えられるゲーム上の人格が、佐久間君の本音を開放させたのかもしれない。
思わず頬を赤らめる。
「気持ち、嬉しいわ。私もサクヤと話すのが楽しみだった」
そう返事をすると、まもなくフレンド申請が届いた。
そこにはサクヤの姿が映し出されている。
「これからも仲良くしてください。シュナさん」
「うん!」
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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.5 へ続く…
✨ 続きは ↓ ✨
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