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プライドが高い人の側面。

プライドが高いって、プラス面とマイナス面があると思います。

プラス面は向上心を持ち、頑張れる力になります。
マイナス面は頑張るために、ストイックに自分を追い込んだり、時には無理を強いる事かなと思います。
やはりバランスが大事だと思いますが、高過ぎるプライドはマイナス面が大きくなって辛いですよね。

でも私が思うプライドって、人によってはもう一つの側面があると思うんです。

プライドを、自分と他者との間の壁としている場合です。
そもそもプライドが高いというのは、自分にそこそこ自信があって上から目線的な態度で見ている感じですが、この場合は真逆だと思います。

自分に自信が無いからこそ、他者との間に壁を作って自分を守ります。

だから正しくはプライドが高いと言うより、周りから見ればプライドが高いように見えてしまうということ。

それは自分の弱みを出さないからです。
出さないというより、正しくは出せないのです。

ではなぜ、人に弱みを出せないのか?

人が恐いからです。

ではなぜ、人が恐いのか?

自分に自信が無いからです。

よく人前で自分の失敗談を話して笑いを誘う人がいます。
私は密かに羨ましく思ってきました。
そんな人は私にとって強くて柔軟に見えます。
それが出来れば、どれほど楽に生きられるだろうと思ってきました。

分かっていても自分のカラを破るのは難しい。

でも分かってるんなら、少しずつ変われるんじゃないかとも思います。

自転車に乗っていると、真っ直ぐにペタルを漕いでいるつもりが、いつの間にか目線を向けた先へ進むように、自分の中で思い描いた理想があれば、そっちの方向へ自分は引っ張られるのかも知れない。

そんなことを昔から思ってきました。

現在の私は変わったのでしょうか?

自分ではよく分かりませんが、同じ職場に長く居られなかった若い頃を思えば、今の職場に10年います。
高いプライドを持ち続けながら10年はもたないと思います。
だってボロが出ますから。笑
客観的に見たら評価できるかもしれません。

自分の弱みを出せてるかと言えば、メンタルが安定してれば少しは出せてると思うし、メンタルが沈むと壁を作ってる気もしますが…完璧は求めません。
ぼちぼちです。

うまく書けませんが、これは自分が嫌いだった頃の、自分へのメッセージです。
もし同じように感じている人がいて、少しでも力になれたらと思います。

自分の中に理想を思い描き続けたら、理想に引っ張られて変われるかも知れないというお話しでした。

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