東京の雪/冬季五輪
朝、東京はうっすら雪が積もっていた。
大雪にならなくてよかった。雪は昔から嫌いである。空から物体が落ちてくるのをどうしても目で追ってしまい、酔ってしまう。あと、眩しいものが苦手なので、雪景色に晴れた空などというのは、わたしにとって最悪のシチュエーションだ。
北京ではオリンピックが開催されている。家にテレビがないので、ラジオとネットニュースで結果を見るだけになってしまっているが、自分より年下の選手がメダルを取ったり、健闘したりしていて感心してしまう。
先月、冬季オリンピックに先立って、関連する本を展示しようと探したのだが、ウィンタースポーツや冬季五輪の児童書はめちゃくちゃ少ないんだなと思った。
わたしは知識の本の蔵書管理に携わっていないので、理由があまりわからない。単にメジャー度合いなのだろうか。
(余談だが、児童図書館員はしばしば、本のジャンルを よみもの・えほん・ちしき と分ける。よみものとは主に文学を指し、ちしきとは文学以外の本、分類でいうところの0から8の本である。えほん、の定義は正直はっきりわかっていないが、絵と文字の量のバランスでよみものと区別されることが多い気がする)
夏季も冬季も、日本にはメダルを獲れる選手がいるのだから、もう少し冬季五輪にフューチャーした児童書があっても良いと思う。